「あれ?
天井にこんなシミあったっけな。」
最近のことである。
お風呂場の天井に30cmほどのシミがあった。
なかったか…?
え?あった…?
いやでもあったら早々に何のシミか気になってるはず…。
そして夫を含めた家族誰も気に留めてない…最初からあったのか…?
いやいや、最初からあったなら電球換えた時に目に入ってるはず…。
と、ひよこよさんが気にしている天井の染みがこちらである。
絶対今までなかった。
しかもシミだけでなく真ん中がもう変色しとる。
それからお風呂場に入る度に天井へ目を向けるようになった。
何のシミなのか。
一体何が染み出してきてシミを作っているのか。
毎日チェックしつつも謎は深まっていった。
そして今日。
あかんあかん。
鍾乳洞みたいになってきとる。
しかも真ん中が水っぽくてキラキラしとる。
現役感がたっぷりの水漏れである。
速攻で夫に写真を送ると、子どもたちのお迎え時に連絡が来た。
「水漏れやから大家が今から家に行くって。
先に家に入って修理始めるって言っとる。」
なんてこった。
洗濯物も干しっぱなしで夕飯の支度途中でキッチンも荒れとる。
色々荒れとる。
色々、荒れとる。
が、焦ってももう遅い。
大家夫婦はすでにひよこよさんの家の中である。
おまりーが吠え立てていることだけが容易に想像出来る。
子どもたちを光の速さで回収し、家に転がるように入ると案の定、大家夫婦とオーバーオール修理おじさんが来ていた。
がっつり穴の開いた天井…。
そして全員土足。
オーバーオール修理おじさんは手に持ったナイフでごりごりと天井を刺し、
手を伸ばしてさらに穴を拡大。
「俺も見るわ。」
と大家も参戦。
ここで洗面台でお湯を使うとボイラーから直接80度近いお湯が天井穴から降ってくることが分かり、浴びたオーバーオール修理おじさんが怒りだして現場は大混乱に。
結論としてはボイラーから伸びるパイプが老朽化し、それにより天井へ水が漏れていたとのこと。
まずはパイプを交換。
そしてその後は風呂場の天井をはがして新しい天井にする工事をすることとなった。
それまで洗面台でのお湯使用は厳禁。
また月曜日に見に来る、という話になった。
大家夫婦は帰りしな、
「月曜日、犬はどこかの部屋に入れといてくれや。
あとこれ、さんきゅーやで。」
とひよこよさんに残して帰っていった。
あの修理おじさんのナイフはキッチンの包丁だったんかい!
日本から持ってた大事な包丁やないかい。
今までで一番大掛かりな工事が今、始まる。
よろしくおねしゃす。
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早くシミに気がついたとて、パイプの交換及び天井張り替えは避けられぬ…。
早くシミに気がついたとて、パイプの交換及び天井張り替えは避けられぬ…。
想像がつくであろう、今後おとずれる厄介ごとに気を揉むひよこよさんであります。
これからもよろしくおねしゃす。**