ひよこよさんは駐在妻であり、期間限定で赴任先に住む。



駐在妻。

社交的な人、内向的な人、子どもがいる人、いない人…
それぞれの性格で、それぞれの事情を抱えた妻が、『夫の赴任先にいる』という最初の共通点だけを頼りに手探りで人脈を広げていき、情報を得て、暮らしていく。


これを面白いと取るか、しんどいと取るかは自分次第なのであるが、
ひよこよさんは猪突猛進でやってきたこの2年の駐在生活でも、年代問わず色々な人と出会うことが出来た。


初めて会った人から「ひよこよさんですよね?」と聞かれたこともあった。


最初は日本にいる家族や友人に無事を知らせる、『わし、生きてますよ』ブログであったこのブログが、誰かの『読み物』として成り立っていると知った時、自分でもびっくりの小躍り具合の喜びであった。


改めて、読者のみなさんにはお礼を伝えたいのです。
おねしゃすおねしゃす言っているブログを読んでいただき、ありがとうございます。


さて。

2月から3月にかけての時期は別れの時期である。
大体どれくらいで帰任や異動になるかは予想がつくのであるが、分かってはいても別れは辛く寂しい…
お世話になった感謝を伝えたいものの、寂しさが先立ってしまう。
この気持ちを毎年味わうのが駐在妻なのである。


が、新しい出会いもある楽しみもある。


そして先に言っておいた方がいいのかもしれないが、

ひよこよさんは今年もロシアにいる。



今年はついに、ついにおちょんちょん次男が幼稚園に入園する。


幼稚園見学で1時間ほどクラスに入れられ、訳もわからずとも空気を読んで整列していた次男(前列真ん中)》


長男と合わせて7年ぶりにひよこよさんひとりの時間が4月からやってくるのである。
想像しただけで鼻の穴が広がって戻らない。


…ひよこよさんはロシアが好きである。

思い通りにならないことも多く、言葉も難しい。
道や公園のいたるところにある犬のうんこを踏むたびに頭の中で『あーまたうんこふみ子やん』と白目をむき、
生活に諸々の警戒が不可欠である国であるが、
ひよこよさんはそれなりにやっていけている。



…託児付きのプレイグラウンドのスタッフが誰も子どもを見ていなかったとしても、




プリングルスを買おうと手に取ったらすでに完食されていたとしても、




豆鉄砲があるから飽きないのである。

ひよこよさんの豆鉄砲を食らう生活はまだまだ続く。


ということで、これからもよろしくおねしゃす。




**いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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『これからもよろしくおねしゃす』と言いながら、今週末から10日ほど日本へ帰るので、毎度のことながら『駐在妻が日本でのことを書くブログ、誰も興味ない説』を説くひよこよさんは少しブログをお休みいたします。
それでも
これからもよろしくおねしゃす。**