皆さま、明けましておめでとうございます。

大晦日から元旦の朝にかけてモスクワ各地で花火が夜通し打ち上がり、それにおまりーが警戒し夜通しほうほう吠え、寝不足よろしくで起きた朝…。


我が家もささやかながら、大晦日に初めて一から御節のようなものを作って新年を迎えました。




お餅もかまぼこも田作りもありませんが、いくらとサーモンに助けられ何とか形になりました。


本年もぽちぽち綴っていこうと思っておりますので、初めましての方も、いつも読んでくださる菩薩のようなそこのあなたも、
よろしくおねしゃす。





さぁ前回からは年末のフランス編。


前日はディズニーランドへ行ったのだから、翌日は大人の時間である。



パリ中心部へ行こう。


とはいえ土曜日は規模が小さくなったとはいえどこで黄色いベスト運動が起きるか分からなかったため、ひよこよさんたちは28日の金曜日に観光することにした。


せっかくフランスに来たのだから、凱旋門やエッフェル塔あたりは見ておきたい。

一目でいい、せっかく来たのだから。



「写真撮るだけやから。
写真だけパシャパシャー撮ったら終わりやから。
電車いっぱい乗れるで。
写真撮って電車乗って写真撮って電車や。
な?」


そう言い聞かせて何とか子どもたちを電車に押し込んだ。





ひとつ気がついたことは、とにかく寒いのだ。


「こちとらロシアで慣れとるんじゃい。」

と通常の防寒でフランスへ行ったものの、パリがもう底冷えする寒さだった。

足先の感覚がなくなり、次男は抱っこをせがんで顔を隠す。


パリの気温がマイナスなわけでもない。
プラスである。
モスクワの気温は今の時期-10度前後。


が、体感はパリの方が何倍も寒い。


それは暖房にあった。


ロシアは外は寒いがセントラルヒーティングを国が管理しており、メトロでもどこの建物でも入ってしまえば中は暖かくほこほこしている。


が、パリはメトロの中も息が白くなるほど冷えていて、電車の待ち時間で身体を止めると一気底冷えさんが到来し、体温を巻き取っていくのだ。


カフェにも入らず、とにかく移動ばかりしていたひよこよさんたちは白目を向いた。


セントラルヒーティングという、モスクワの数多ある命のセーブポイントに慣れ、それが当たり前と思っていたために歯がガチガチいってしまった。


それでもどうにか到着した凱旋門や、




曇天で先っちょが見えないエッフェル塔。




後ろのエッフェル塔より石探しに夢中な子どもたち。




疲れてフィニッシュ。






みなさん、防寒はしっかりとよろしくおねしゃす。



**いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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6歳と3歳というおふざけ男児真っ盛りの子どもたちは写真を撮ろうとすると隠れたり、ふざけたり。

「いい子に写真撮らせてくれたら、明日はディズニースタジオに連れてくから。
頼むから写真撮らせてくれし。」

と涙ながらの懇願で笑顔を勝ち取りました。


これからもよろしくおねしゃす。**