「しまった。
今月おまりーの混合と狂犬病の予防接種や。」
先日思い出して夫へ連絡をした。
モスクワに来てから動物病院はまだ行ったことがない。
これを機に行ってみたいと思っていた矢先、夫からの返信は意外なものだった。
「なんか獣医さんが家まで来てくれるんやて。」
そして来たのは胸板ぱんぱんご機嫌なヘアスタイル獣医だった。
去年ウラジオストクのおじさんと行った動物病院は誰も英語が分からず、
それゆえ日本からの検疫書類も読めず、
医師全員とおじさん、ひよこよさんが各々の携帯で翻訳アプリを使って翻訳しまくる不思議な診察であった。
あの時次男はまだベビーカーに乗っていたが、今はもうただの危ないミニ人間となっている。
なので家まで獣医さんが来てくれるのは本当にありがたい。
ただおまりーが先生の足の裏をべろんべろん舐めるのだけが気がかり。
さくっと2本打つと、颯爽と胸板をぱんぱんにしながら獣医さんは帰って行った。
そして翌日おまりーはホテルへ。
1度放したら呼んでも2度と帰ってこないくらいに楽しいご様子。
明日から2泊ほど旅行へ参ります。
よろしくおねしゃす。
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達者でな、おまりー。
これからもよろしくおねしゃす。＊*
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