先日お伝えした通り、故障したBOSCHの食洗機を修理した。




修理のおじさんの生尻を眺めながらのアメージングでセクシーな修理タイムだったわけだが、
棚を取り外したりなどの少し大掛かりなものとなった。


そして回答が、


「お嬢ちゃん、塩とリンスや。」


だった。


はて。塩とリンス…。



「ええかお嬢ちゃん、ロシアの水は硬水やろ。
石灰を多く含んどるんや。
その石灰がたんまりの硬水で食洗機を使うとな、配管に石灰が溜まってまうんよ。
そんで排水効率が悪くなったりな。

今回もそれちゃうかなぁー。

ほらな、ランプが点灯しとるやろ。」




食洗機の取り扱い説明書の類がなかったので知らなかったのだが、

蛇口のマーク→排水トラブル
S字マーク→「塩入れてくれ」
雪の結晶マーク→「リンス入れてくれ」

とのことらしい。


塩はただの塩ではなく、このような食洗機用の塩。




この塩とやらを…




ここを開けてざらざらと入れる。


そしてリンス。




リンスは、洗剤を入れる所の隣に入れる。




リンスは硬水を軟水化させ、硬水の石灰による白い水滴跡をなくす作用があるとのこと。

例えば、ボウルに残ったこんな水滴跡が…




画像では分かりづらいが、リンス無しの右側のボウルに比べて、リンス有りの左側のボウルでは確かに水滴跡がなくなっている。
そして少しだが輝きも違う。




なるほど、洗剤+塩+リンスで毎回洗わねばならんらしい。


「…お嬢ちゃん。
洗剤+塩+リンスが一緒に入ったAll in 1の洗剤もあるんやが、俺は好かんね。
分けた方がええと思う。

洗剤、塩、リンスや。
ええかお嬢ちゃん、洗剤、塩、リンスやで。


という謎理論を展開して修理のおじさんは帰っていった。


毎回ざらざらと塩を入れる作業がお面倒さんやから気持ち的にはAll in 1の洗剤を使いたいところだが、
もしまた食洗機の調子が悪くなった際に修理の人がこのおじさんだった場合の怒られるリスクを考えると分けた方が無難そうである。


洗剤、塩、リンス。


ひよこよさん、もうすぐ33歳。
修理のおじさんに怒られるのかまだ分からぬ未来を危惧して、今日もざらざらと塩を入れるのである。


よろしくおねしゃす。



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日本は軟水なので、食洗機には洗剤だけでいけるんでしょうな。
軟水硬水でこんなことがあるなんて…。

ウラジオストクで使ってた食洗機には一度も塩を求められなかったことを思うと、やはりウラジオのお水は軟水寄りなんでしょうかね。

これからもよろしくおねしゃす。**