「ひよこよサン、すみません。
ここにも『ニラ』、ありまセンでした…。」
げにげにー(ロシア人38歳)が言った。
「今日は『ニラ』を探すで。」
と宣言したのち、昨日の韓国マーケットや3ヶ所の市場をまわりつつ、
電話で方々のお店に電話をしてくれていたげにげにーが申し訳なさそうに言ってきたのである。
そもそもげにげにーはニラを知らんのに。
「…ごめんよ、げにげにー。
ありがとうな。
じゃ次、ここに行ってみよう。
なかったら今日は諦めるから。」
「ひよこよサン、礼には及びまセン。
それはどこですか?
…おや、ちょっと遠いデスネ…。
よし、行ってみまショう。」
ひよこよさんがげにげにーに告げた場所は、アジアン食材市場である。
1時間弱ほど車を走らせ…
先ずはこのお店の駐車場の中に入る。
(住所… ул. Тихорецкий бульвар, д. 1)
駐車場の中に入るのに、荷物検査あり。
車の後ろのトランクも開けて見せる徹底ぶり。
このお店の看板↑を右手に横切って、突き当たりを右に曲がってまた突き当たる。
(МОСКВАと書かれた上のお店の裏側)
すると、左手に…
ここ!!!
この『7』が目印の建物!!
そして絶対入りたくないこの入り口に勇気を持って入る。
すると中は市場!
中国人とベトナム人とその他アジア系の人が集まるこの市場。
野菜も結構新鮮なのが驚き。
しかしただ…なんかもう…
市場の雰囲気くそ怖い
とにかく絡まれる。
そして全く言葉が通じない(英語もロシア語も)。
野菜が新鮮なだけに、もう少し見てみたかったのだが、ニラともやしを買って退散。
文字通りの退散。
でもこれで300ルーブルなのはお手頃。
ニラひと束50ルーブル(約100円)。
夢のニラに出会えたけれど、何ともハードルの高い市場であった。
よろしくおねしゃす。
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ひよこよさんを知る人からすれば、
ひよこよさんを知る人からすれば、
『またあの人ニラ探してるよ…』
という思いでしょう。
しかしニラはあった。
ひよこよさんは今、ケータイの画面の前でドヤ顔をしている。
これからもよろしくおねしゃす。**