「『長男が遊具から落ちて頭を打った』っていう連絡が学校から来た。
学校は頭だから病院へ行かせた方がええって言ってる。
すぐに迎えに行ってくれ。」
夫から電話が来た。
これは大変。
次男と布団をかぶってお化けごっこをしている場合ではない。
すぐにプリスクールへ急行である。
長男の頭は石のように硬い。
次男の頭はダイヤモンドのように硬い。
どのように落ちたのか分からないが、どんな硬い頭でも打ちつければ心配である。
プリスクールに到着すると、長男が医務室でおやつを食べて笑いながら絵を描いていた。
担任のS先生もやってきて、
「もう元気になったわ。
お友だちと遊んでて遊具から落ちたみたいなの。
頭が切れちゃったみたいで血が結構出たの。
もう大分血は止まったけど、この後は病院へ連れて行って。」
結構血が出ちゃった系なら病院へ行こう。
ものすごいぐるぐる巻きやし、これは病院へ行くべき感満載やな。
「ねぇねぇままー。
ぼくドラえもん描いたよ。」
思いの外上手い。
しかも鈴も忘れない。
素晴らしい。
怪我後にこれだけドラえもんが上手に描ければ頭も大丈夫やろう。
でも病院は行こう。
「これも描いたよ。」
個性的やな。
これも素晴らしいドラえもんや。
ウラジオストクでの長男の顔面9針、
次男の鎖骨骨折に続き、久しぶりに大きな怪我が来た。
明日からプリスクールは夏休み。
怪我からのスタートである。
よろしくおねしゃす。