こんにちは。


最近は寒さが増してきて、
「ロシアですなぁ…」
とさすがに思わずにはいられない日が多くなってきた。


長男をプリスクールへ送る朝の気温は、

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−13度に風速8m、体感温度は−26度という
「冬の訪れ、おめでとうございます。」
と言いたくなるほどの寒さである。



ロシアの四季は分かりやすい。

日本であると何となく気候によって
「もう冬だな」
と肌で感じ、誰に確認するもなく季節の到来を認識するように思う。
一応、『暦の上では〜』と天気予報では表現したりするが、それでも人は何となく季節の移り変わりを感じ取る。


一方、ロシアは違う。
4月から6月は春、
7月から8月が夏、
9月から11月が秋、
12月から3月が冬、
とまさに月ごとに区切る。

そして新しい季節の初日、例えば冬の12月1日に
「冬が来たわね!」
とSNSなどで挨拶をかわす。

11月にどんなに雪が降ったとしても、まだ『秋』なのだ。
その季節を月末ぎりぎりまで楽しみ、新しい季節が来ればまたその季節を喜び楽しむ。

分かりやすく、素直な国なのだ。


ロシアの一般的なイメージは冬であろう。
毛皮のコートをまとい、毛皮の帽子をかぶる。

実際その通りである。


そして、それが何よりかっこいいのだ。



夏の間…こう言っては申し訳ないが、
ものすごくださかったロシア人がとてつもなく気高く、美しい。


バナナ柄や、時には魚の切り身柄の有り得ないTシャツを夏場に着ていた彼らの本領発揮の季節が冬である。


そんな彼らを見て、少し
「毛皮欲しいな。」
と思うことがある。

しかしいくらこちらで毛皮を買ったとしても、日本では浮きまくりであることは間違いない。

さらに言えば、ひよこよさんはちんちくりんである。
毛皮を着たとて、『馬子にも衣装』の生き神であろう。

ほっぺたのチークは必須のおてもやん&ちんちくりんなのではどうしようもないのだ。
毛皮を着たくば来世に期待するしかあるまい。


毛皮への淡い恋心を胸に、ひよこよさんは今日もフェイクファーのコート帽子をかぶる。
…そしてよく似合う。


よろしくおねしゃす。


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冬のロシア人、本当に素敵なんす。
もうこんなちんちくりんとは遺伝子が全く違うんだということを思い知らされる、そんな冬。
これからもよろしくおねしゃす。**