こんにちは。


ロシアのお金は細かい。

コインは1.2.5.10ルーブルがある。
その他にコペイカ(日本でいうところの〜銭)というものもある。
(写真ではコペイカが1枚しかないが、全部で4種類ある。)

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紙幣なら50.100.500.1000.5000ルーブル札がある。

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ロシアでは細かいお金がそれはそれは重宝され、小さな買い物で1000ルーブル札を出すと店員さんは露骨に怪訝そうな顔をする。
5000ルーブル札は大きな買い物や長男の学費などここぞとばかりの時にしか使えない。
こちらも早くなくしたいのだが使えないのだ。



そしてこの度、新紙幣が誕生した。

ロシア連邦中央銀行が今年の2017年2月に新紙幣の絵柄を決定し、今年中にはお目見えすると発表していたのだ。


200ルーブル札と2000ルーブル札である。


しかも2000ルーブル札の絵柄は満を持しての登場、ウラジオストクである。

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絵柄は黄金橋と思いきや、ルースキー島へ架かる連絡橋であった。
裏面にはアムール州のボストチヌイ宇宙基地…らしい。

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200ルーブル札はまだ手元にないので実物はまだ見られていないが、調べたところ…

セヴァストポリのシンボルである、沈没した艦船の記念碑と、古代ギリシア植民市の遺跡ケルソネソスの景観…


…大変申し訳ないが、高校時代は日本史を専攻してきたひよこよさんにとっては正直「なんのこっちゃ」な絵柄である。


しかしこの絵柄は全ロシアで行われたコンクールによって選定されたものであり、ロシア全国1113都市の名所旧跡からウラジオストクが選ばれたという、大変名誉なことなのである。


しかしどれだけ愛着があっても2000ルーブル札である。
1000ルーブル札でさえ持て余すこのロシア経済。

新紙幣よりも細かいお金の増刷を願うばかりである。



よろしくおねしゃす。

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2000ルーブル札は夫が調達してくれました。
200ルーブル札はどうやら緑色のようですよ。
早く見てみたいす。
これからもよろしくおねしゃす。**