こんにちは。


一昨日、ウラジオストクでは雪が降った。
100年間の観測史上、最速の降雪。
ウラジオストクの秋は、終わった。



さて。
恥ずかしながら、昨日は自分の誕生日であった。


先週に引き続き、いつもお世話になっているおじさんを始め、長男のプリスクールの友だちやM先生、夫の会社の人などの周りの人に振る舞うプチケーキを焼き、

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「ママ、ママのお誕生日ケーキはママが自分で作ってね」

という長男からの地獄のようなお願いをされ、ロールケーキを作った。

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《↓ロシアの誕生日の習わしのお話》



先週の長男の誕生日はとにかく『長男のために』と振る舞う用のケーキとクッキーを焼いたが、今回は自分のものである。


朝、長男を送りにプリスクールに行った際、担任のM先生に
「今日は私の誕生日なので…クラスのお友だちと召し上がってください。」
とプチケーキとチョコを渡した。


M先生は、
「今日はあなたの誕生日なの?
なんて素晴らしい日なの!!
本当におめでとう。
今日1日があなたにとって素晴らしい日になることを、私は心から願うわ。」
と言って、抱きしめてくれた。


夫が勤める会社の人も、渡した途端に就業中にお茶会を開くほど喜んでくれたらしく、律儀に私にお祝いとお礼のメッセージをくれたロシア人もいた。



…なんだろうか。



自分の誕生日を迎えて初めて、この
『誕生日を迎えた当人が周りに振る舞う』
という意味が分かった気がした。


とにかく周りが喜んでくれ、
ただプレゼントをいただくだけでは分からなかった、お祝いと感謝の雰囲気が半端ないのだ。


なんて素晴らしい習わしなのだろう。




ひよこよさんは32歳になった。


もうガチでマジの、本気の大人になってしまった。

独身時代は11cmのヒールで何時間も歩けて、満員電車にも乗れた。
きっと今はそんな靴を履いたら膝が笑ってしまい、杖がないと歩けない。


なにより腰と膝を大事にしたい年頃だ。



32歳になっても、まだまだ知らないことや分かっていないことばかりである。
育児にせよ、人間関係にせよ、海外での生活にせよ、いつも誰かに助けてもらっている。
ひよこよさんも、いつか誰かの役に立てれば嬉しい。

いつまで『ひよこ』なのか、いつか雌鶏になれる日を目指して、ひよこよさんはぺったんこの靴を履く。




よろしくおねしゃす。



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30歳を超えてから、全く痩せられなくなりました。現在20代の方、ご覚悟ください。これからよろしくおねしゃす。**