こんにちは。


誕生日。

それは、誠にめでたいことと同時に用意する側は多忙を極める日のことである。


今週の金曜日、10/6に長男は5歳の誕生日を迎える。
ただお家でお祝いする分にはいい。
ちょっとご馳走を作って、生クリームに「立てよ立てよ」と呪いに近い願いを唱えながらロールケーキでもこさえれば立派な誕生日パーテーにもなろう。


が、ここはどこか。
ロシアである。


ロシアは祝われる側の人が、周りの人にご馳走を振る舞う習わしなのである。

たとえそれが幼稚園であろうと、学校であろうと職場であろうと同じ。

つい先日夫の職場でも、
「『今日から秋』記念日だ」とケーキを持参した人や、
「『今年の私のバカンスが終わりました』記念日なので」とピザを持参してきた人がいたそうだ。

自分で勝手に記念日を作ってご馳走を振舞ってもいいのである。


ひよこよさんはおじさんに尋ねた。

「長男の誕生日があるから風船を買いたいんやけど、一緒に来てくれない?」

「誕生日か!それはめでたいな!
よし買いに行こう。家の分とプリスクールの分でいいのか?」

「やっぱりプリスクールにも持ってった方がええんやろか…。」

「誕生日だからな。あとクラスメイトにお菓子を用意しとこう。
プリスクール用のケーキはどうするんだ?
買いに行くのか?」



…えぇ…。
ミッションしこたまあるやん…。


プリスクール用のケーキ。
スーパーでひょひょいと買えばすぐに終わるのであろう。

ただ何味か分からないケーキを持って行くのは嫌である。
さらに食に慎重な長男が食べるとは言い難い。
誕生日の本人がケーキをよけることだけは避けたい。


…作ったろうやないか。
お家用にもプリスクール用にも。
ロシア人の子どもたちよ、日本人のアラサーが作るケーキとやらを心して食べるがいい。



とりあえずどこでも眠る長男のために風船を買わねば。

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