こんにちは。



長男を送りに行った際、M先生に呼び止められた。

「ひよこよ、ちょっといいかしら。
パジャマを用意してほしいの。
もちろん明日で大丈夫よ。
室内とはいえヒーターが付くまで肌寒いから長袖がいいわ。
たくまは鼻水が出やすいのね。
アレルギーかしら?風邪かしら?
でもすぐに治るからアレルギーかもしれないわ。
でもやっぱりパジャマは長袖が安心よ。
この前も…」
とマシンガントークを浴びせ、ひとしきり話すと満足したのかにっこり笑って去っていった。

あまりにも早口なロシア語だったので、合っているのかは定かではないが、そんなことを言っていたような気がする。
確かなことはパジャマが必要だということだ。


買いに行かねば。


陽気なディズニーの曲が延々流れるおもちゃ兼、子どもの日用品のお店『бубль Гум(ブブリグム)』。
M先生からのミッションの度にお世話になっている、ありがたきお店である。

昨日訪れて驚いた。

お店のメインどころにはもう雪遊び用のアイテムが所狭しと並んでいた。

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訂正、所狭しではない。
非常に余裕を持って並んでいる。

{44FDF2B5-9ABE-41B2-A5D1-85531089DC5E}

今膨らませて並べることなかろうに。
持ち帰りも保管も手間取るだろうに。


鎖骨を骨折してるのに走り回る次男を追いかけながら、ろくに選べずにマラソンの給水が如くパジャマを取ってレジを通した。


やれやれ…と思いながら家に着き、名前を書こうとパジャマを広げた。

{A3422311-DEB9-43E4-BBB5-0F0C95626ECA}


…なんだこの柄は。

スタートのおちょんちょん車が何故、フィニッシュでリアルかつクラシカルな車へと変身するのであろう。
ご丁寧に矢印まで描かれている。
一体スタートとフィニッシュの間に何があったのか。

そんな理由など分かるはずもなく、長男は今日も眠れずにお昼寝の2時間を持て余す。


よろしくおねしゃす。





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