こんにちは。

絵にしちゃうくらいにハンドスピナーが大好きな子がいる国、ロシアはウラジオストクからお届けするひよこよブログ。

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さてさて。



いつものお買い物、サンベリー。
「ウラジオストクにある4店舗のサンベリーも全部網羅したし、そろそろ他のスーパーも開拓したいな」
と思いつつもサンベリー。


まずは海老。
市場でもいいけど、ドゥルジバというモール内にあるサンベリーは新鮮な魚介類を扱う場所がある。
会計はレジではなく、その場で支払い方式。
いつもいるおばちゃんはもう顔を覚えていてくれていて、「今日は何g?卵が付いてない海老でしょ。」と分かっていてありがたい。


が、昨日。

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でた。
「10分休憩もらうわよ」紙。

この紙を置かれた時、こちらとしてはもう為すすべがない。

今来た身としては一体いつからの10分なのか分からないし、本当に10分なのかも定かではない。
がしかし、ほとんどの場合は10分ではない。

代わりの店員を置いて行ってくれるならまだしも、彼らは誰も代わりを置かず、店を放置して紙一枚で家出同然でいなくなるのだ。


しかし昨日はおばちゃんの代わりに、魚のショーケースの内側でスマホをいじくる若い男性店員がいた。


「お、おるやん。」
と見直しながら
「海老を500gください。」
と伝えると、彼は言った。


「あー俺ここの人間やないから分からんわ。休憩中の紙見たやろ。じきに戻ってくるわ。」




いやいや、兄さん店のエプロンばっちり着てるやんけ。


ここの人間でなければショーケースの内側 でそのエプロン着ないやろ。
なに着こなしとんねん。


頭の中で思ったが、そう言われたなら待つしかない。


「じゃ待ってみるわ」
と伝えて待ってみた。



…来ない。
想像はしてたけどまぁ来ない。
15分来ない。


少しぐずりだした子どもたちを見て、兄さんは多少考えるところがあったのか、休憩中のおばちゃんへ電話を掛けてくれた。


すると、兄さんは私に言った。

「カフェにいて、今ランチが来たところやからしばらく戻られへんわって言うてるけど…どないする?俺はここの人間でないから分からへんねん。」



どないするもなにも…

おばちゃんがっつりエンジョイカフェやんけ。


そしておばちゃんの携帯を知ったここの人間ではないことを念押しするエプロン姿の兄さんは一体。




…無敵のアイテム「休憩もらうわよ」紙。

「家庭でも取り入れたいものだな。」
と思いつつ、サンベリーを後にした。


よろしくおねしゃす。