『抗体価検査費をご入金後、おまりーちゃんの血清をこちらの研究所までクール便でお送りくださいね。』

動物病院の会計のお姉さんの言葉を頭の中で
反芻しながら、私はやっと仕組みを理解しました。


つまりは…

【狂犬病抗体価検査スケジュール】

① 1回目接種

② 2回目接種(接種1回目から30日後以降)

③ 採血    (接種2回目から7~14日目安)
          ⇒血清にしてもらう 

❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
                      
採血後               ①血清

                           ②狂犬病抗体検査証明書
        (兼申請書)
     
                           ③振り込みを証明する書類

※①~③をクール宅急便で検査機関に送付

        ↓
                       検査結果受領


これが狂犬病抗体価検査の流れです。


この検査機関とは、
『一般財団法人 生物科学安全研究所』
(通称RIAS)
というところで、日本で唯一狂犬病抗体価
検査を実施している機関です。

上記スケジュールの「採血後②」に出てきた
「狂犬病抗体検査証明書(兼申請書)」は
研究所のサイトからダウンロード出来ます。


私の場合は動物病院が日本語版、英語版の
両方を用意してくださってました。
ありがとうございます…。
無知すぎてすみませんでした…。

渡航の際は申請用紙がそのまま証明書になるので、英文申請書を使用するのを忘れないようにしましょう。


そして上記スケジュールにもあるように、
クール便で送る前に検査費を振り込まなければなりません。

ちなみに検査費は13,000円です。

本当は銀行か郵便局で振り込みし、
その受領証を一緒に送るのが理想だと思うの
ですが、4歳と1歳を連れて…時刻は夕方…。
血清は生もの、いくら保冷剤に包まれてチルドに入っているとはいえ早く送りたい…。

万事休す。

もうネットバンキングしかない。
小さい子どもがいる主婦の味方は
ネットスーパーとネットバンキングです。

ネット最高。

ここで
『受領証ないじゃん問題』
なる事案が発生。
そういう時はとりあえず相談の電話が一番です。

すると生物科学安全研究所の方が優しく回答
してくれました。

『銀行さんの受付完了画面のスクショを添付して、研究所宛にメールしてください』

なんと臨機応変のご対応。
ありがとうっございますっ!!
そして無事にクール便にて発送。

その後結果をPDFファイルにしてご返信くださるという…。
成田の動物検疫所以来の神様ご降臨。
それが生物科学安全研究所。

結果は無事に基準値以上の抗体がついていました。
よかったー!!!

これにてミッション②の狂犬病予防接種関連を完了です。


私は本当に無知で、調べど調べど頭がこんがらがっちゃいまして…(笑)
分かりにくかったらごめんなさい。
今後渡航される誰かのお役に立てますように…。

さて次回は、『まだ終わらない!犬の輸送の悩み』です。

おつかれさまでーす。
よろしくおねしゃーす。