結構、大丈夫やん私。

だいぶ楽になったやん、って思った所から、

ガクッと大きくおちる。

 

もうやだなあ。

 

きっともう、今までの自分には、戻れない。

 

失ったものの代わりになるものなんてない。

 

もしもこの日がきたらと、用意してたものは、

お遍路とダンス。

何だ、こんなもの。

何の役にもたたないじゃん。

 

キャバ、君がくれてたものがあまりに大き過ぎて、、、。

 

どうすれば良いんだろうね。

 

君のいないこの街をどう歩けと言う?

君のいない並木道の桜をどう見ろという?

 

 

いつもほえられるのに、ひょうひょうと通り過ぎる芝犬がいる庭の横。

いないと、目で探してたね。

吠えつかれてたのに、本当に優しい。

 

いつも行ってたパン屋も、駄菓子屋のおばさん所も、

独りでは、行きたくない。

見つけるといつも走ってきてくれた華ちゃんは、

保育園に行くんだって。

 

季節は変わっていくのに

君だけがいない。

何でいないのか、よくわからない。

 

又、パンを買って

又、駄菓子屋で、お菓子を買って、

桜を見て、華ちゃんの保育園の話を一緒に聞いて。

あの公園を一周して帰ってこようよ。

 

何をどうすれば良かったの?

何をどうしなかったからいけなかったの?

何があかんかったの?

 

会いたいよ、キャバ。