長兄と、母の話をした。

買い物や、病院の付き添いとかなら、

手伝うけど、話し相手には、なれないと言った。

まあ、母が一番求めているのは、

実は、ここなのだが。

 

そうでなくてもひ弱な🐤のメンタル。

母の話し相手をしたら、かろうじて保っているメンタルがあー

保てなくなってしまう。

 

長兄がふいに、そうよなあわかるよ。

と、言ってくれた。

 

今まで、どんなに🐤にとっての母の仕打ちが、

受け入れがたいものであったかという感情を

語っても、聞いてもらえなかった。

 

所詮、兄がみてきた景色は、私と重ならず、

兄の過去に母との葛藤を抱えた私など、

存在しないのだと思ってた。

 

長兄が、

おもえも大変やったよなあーと、言った。

 

それは、はじめての言葉だったから、びっくりした。

 

どんなにわかってほしくて、

感情を語っても、お前のわがままだと言われてきた。

 

でも、兄が今になって母に手を焼きだしたせいなのか、

私が、感情ではなく、実際的な事を述べたせいなのか、

 

兄は、見てこなかったと思ってた景色が、

兄にとって、存在してなかったわけではないと、

気づいた。

 

人の記憶とは、なんと頼りなく、曖昧なものだろう。

 

その時の感情や立場で、塗り変わっていく。

 

だから、過去に囚われても意味がないんだなあー

って、改めて思った。

 

そして、少し救われた気がした。

 

🐤よしよし