棘上筋・棘下筋が切れたため、左腕を下から水平位まで上げられない。
だんだん痛みは引いているものの大変不便です。
診断は『左肩関節・腱板断裂』(回旋筋腱板の断裂)
※回旋筋腱板(ローテーターカフ):棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋肉を指す。
この4つの筋は、肩甲骨の前面と後面から起こり
肩関節(上腕骨頭-肩甲骨の関節窩)の関節面を包み込んで安定させる役割を持つ。
4/7(水)ランニングに出て、止まりそうなスピードでタラタラ走行中
家からわずか数100mのアスファルト路上で転倒
アゴを打ち、右膝・左手の平に擦り傷、左肩に強い痛み。
何に躓いたのか振り返ると、僅か3~4ミリのアスファルト舗装のめくれ。
前日のウエイトトレーニングの疲労で、脚が重いと感じてはいたものの
これほど摺り足だったとは…!
再度、走り始めて2㎞程行くもアゴや膝・肩の痛みで帰る。
肩の痛みで、左手で身体が洗えない。
就寝時は、肩の痛みで仰向けになれない。
翌4/8(木)、『東京スポーツ&整形外科クリニック』(東京・板橋)を受診
菅谷啓之先生の診察とMRI検査
Dr:「これはひどいよ。バッチリ切れてる。急がないとまずいなあ。」
私:「何が切れてるんですか?」
Dr:「棘上筋と棘下筋。」
私:「急がないとまずいんですか?」
Dr:「早くしないと縮まっちゃうんだよ。もう手術の予定いっぱいだから祝日にやる。」
私:「…(あー、また地獄の日々が始まる)」
Dr:「4/29、祝日だけどこの日しかない。前日入院してください。」
私:「ありがとうございます。宜しくお願いします。」
菅谷先生には、2012年9月『右肩関節・腱板断裂』でお世話になってます。
その時は、勤務していた船橋整形外科で手術を受けました。
当時、恥ずかしながら菅谷先生を全く知りませんでした。
手術後のリハビリで、担当の理学療法士さんから
「菅谷先生は世界で5本の指に入る、肩のエキスパートです。
TVでも取り上げられたスーパーDr.なんですよ。」
『右肩関節・腱板断裂』は、2011年12/24(クリスマスイブ)
ジムにスイム練習に行く時、ボロ自転車のチェーンの空回りで倒れそうになった際
腕の力で踏ん張って転倒をこらえた際に受傷。
転倒は防いだものの、右肩関節はかなり痛みを感じるも、その日2㎞泳いで帰りました。
翌日(クリスマス)、痛みで右腕上がらず。
まさか腱板断裂とは思わず、6ヶ月間、自分で固定して関節面を合わせていました。
1ヶ月で痛みは引くが泳げないので、ランとバイクとウエイトトレーニング。
ウエイトのマシントレーニングでは、左手で補助して水平位のバーに乗せれば
後は三角筋が最大挙上するので、思いの外いろいろできました。
そして2012年5月、第1回UTMFを完走。
その後6月に高3の倅と取っ組み合いをした際、右肩腱板を完全断裂。
7月始め、菅谷先生の診察を受けるも手術の日程の空きは無く
ようやく9/26に手術を受けました。
手術までの2ヶ月、何かやろうと思い『信越五岳トレイルレース』に申し込む。
当時は110㎞のみで、右腕上がらないまま完走、UTMBの参加ポイントをゲット!
2012当時、UTMBの参加条件は『3レースで7ポイント取得』
UTMFで4ポイント、信越五岳で3ポイントを取ったお陰で2014年にUTMB完走。
今思うと、右肩の手術してなければ2014のUTMBを走ってなかったかも…
しかし2012年9/26の術後、地獄の日々が始まる…(後半に続く)
【先週のトレーニング】
04/05(月):休 み
06(火):ウエイトトレーニング
07(水):ラ ン・3,8㎞/26分40(6:59/㎞)※転倒の痛みで戻る。
08(木):休 み※東京スポーツ&整形外科クリニック受診。
09(金):休 み
10(土):ラ ン・16,1㎞/1時間39分52(6:11/㎞)
※4~5㎞のつもりが、走ってみたらほとんど痛み無いので16キロ。しかし転倒の恐怖強い。
11(日):①バイク・ローラー台60分:距離31,96㎞/平均時速31,9㎞/瞬間最大時速37,0㎞
②ラ ン・10,0㎞/1時間02分45(6:15/㎞)※ハンドル持てたがビクビクしながらローラー台60分。走りたかったのでランを10㎞。
【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】