先週、余命二週間と言われた 祖母。

今日の未明に亡くなりました。

実家は近所ではないものの遠くは無いので
遊びに行くことはあっても
泊まりに行くことは年に数回で、
昨日はたまたま泊まる事にした日で
従姉妹から少し近況を聞いていたので
「もしかしたら来るかな」と思っていたら
その時が訪れました。


幼稚園に行くようになってから
夜中にたまに叫ぶようになった長男が
ひとしきり叫び終わった直後の丑三つ時に
母の携帯宛に電話がかかってきました。

母「○○病院ですね」

との会話に「あぁ……」と思いました。

そこからは文字通りバタバタと
病院へ向かっていきました。

(私は、息子二人と共に再び寝ました)

❀ ❀ ❀

夫の祖母も昨年
数カ月の入院生活の末に亡くなり、
私の祖母も昨年末から
数カ月の入院生活の末に亡くなりました。

自分が小さい頃は
「身近な人が死んでいく悲しみに
耐えられるものなのか?」と考えましたが
こうして徐々に死へ向かっている姿を見ると
周りの人も受け入れやすいと感じました。

そう考えると、
昨日まで笑っていたような人が
突然死んでしまうのは
やはり耐え難いというか
中々受け入れられないものだろうなと
改めて感じました。

「いずれ自分が死ぬ時は ポックリ死にたい」
なんて思っていましたが、
遺される人たちの為に
少し時間をかけて肉を落として
「そろそろか……」
「これでは もう生きていても」と言う
死の気配を十分にまとってから
眠る様に安らかな顔で死にたいと
二人の死を目の当たりにして思いました。

❀ ❀ ❀

私は、子供が生まれるまで
(特に大学生の頃には)
「消えたい」とよく思っていました。

今は、少しでも長く生きて
子供の成長していく様を見ていたいです。

二人は それぞれ 生前に 7人の曾孫をみており
それだけでもう大往生なのではと私は思います。

死は、いつ どこで どんなきっかけで
訪れるかわからないので
一瞬一瞬を大切にしなければと思いました。

私は 息子たちに
「何よりも大切に想っている」と言う事を
とにかく伝えていたいです。

そして、
自分自身のことや 周りにいてくれる人を
大切にして生きていって欲しいです。