今日は19日
母の月命日です
そして
祖母とご先祖様の月命日です
芋フライとお漬け物(たくあん)
柿とお豆の煮物と
日本酒
お団子を作ってお供えしました
芋フライというのは
ファストフードにある
ポテトフライとかフレンチフライとは違って
じゃがいもを一口大にカットして
衣をつけて
お団子みたいに串にさしたものを揚げて
ソースを付けて食べる
我が県のソウルフードです
肌寒くなってきたこの季節になると
思い出す事があります
母が物忘れや理解力に変化が出始めた頃
昼間にデイサービスに
通うようになりました
週に一回神経内科に通院する時は
仕事から帰って
デイサービスに迎えに行って
病院へ付き添ってから
実家に帰宅して
母にオヤツを出して
あずきちゃんにもオヤツを出して
夕飯の用意をしていました
週に一回の事なのに
妹や娘が帰ってくるまでに
早く夕飯の用意をしないと…と思って
バタバタして
ついつい母にイライラを
ぶつけてしまう事が多くなりました
神経内科だけではなく
整形外科や歯医者に通っていた時も
そうでした
40年間もバリバリに働いていた母が
徐々に日にちの感覚や時間の感覚が
わからなくなって来た事に
理解はしつつも
驚きでいっぱいで
優しい言葉をかけるよりも
少しでも回復して欲しい…
少しでも進行を遅らせたい…
そんな思いから
優しく答えてあげず
「自分で考えてみて!」とか
「毎日文字を書いて手指を動かして!」
なんて厳しく接してしまいました
きっと
なんでわからなくなったのか
母が1番困惑していたはずなのに
どうして優しく
「一緒に考えてみようね」と
言ってあげられなかったんだろう…
父の病気は
見た目にも『病気』と
わかるものだったけど
母の『病気』は
見た目は普通だから
ついつい『病気』という事を
忘れてしまって
病気の人に対する接し方が
出来ませんでした
病気になってからの事を思い出すと
泣けてきます
ごめんなさいという言葉が
溢れ出ます
たくさん愛情を持って
育ててくれたのは
肌で感じてわかっていたから
普段は『ありがとう』という言葉が
真っ先に出て来ますが
肌寒い季節になったり
病気の事を思い出すと
『優しい言葉をかけてあげられずに
ごめんなさい』と言う言葉が出て
反省してます
病気の時の事を思い出すのが
辛すぎてまだブログに書けません
まだ7年…
まだまだ悲しいです