とある日曜日、夫のリクエストで 麻婆豆腐をつくることに。
でも ここでお豆腐を 1丁使ってしまうと、明日の朝 味噌汁に入れる分が無いなあ。
私 「ねえ、お使い頼んでいい?」
近所のスーパーまでは 歩いても5分くらい。 頼むほうも 躊躇無くお願いできる。
私 「お豆腐 1丁あるんだけど、麻婆にしちゃうと お味噌汁の分がなくなるんだ。
今日は お豆腐安い日だし、買ってきてくれる? ついでに牛乳も。」
夫 「そりゃ 一大事だ!(←味噌汁は豆腐がないといやな人)
いいよ、買ってくる。 いくらあればいい?」
私 「300円あれば足りるよ。 お豆腐は 安かったら2丁、いつもの値段だったら 1丁ね」
ひよ子の財布を持たせようとしたら、「邪魔になる」 といって 100円玉3つだけ持って 出掛けた夫。
……しかし、歩いて5分のスーパーに行ったのに、20分経っても 帰ってこない。
買うものは決まっていて、お金も余分を持っていないのに、そんなに時間がかかるだろうか。
だんだん不安がこみ上げてきたころ、ようやく 夫が帰ってきた。
夫 「豆腐、いつもの値段だったから、1丁だけにしたよ」
私 「ありがと、なんだか 遅かったね?」
聞くところによると、牛乳の値段が分からなくて しばらく売り場でたたずんでいたそうだ。
いつも買っている牛乳は、そういえば商品の真下ではなく 冷蔵庫の上部に POPで値段が示してある。
目線よりも上にPOPがあるから、牛乳を見ていたら 値段は分かりにくいかも。
夫 「他の牛乳の値段見たら、200円とか 250円とか 結構高いじゃん!
300円しか持って無いのに、 足りなかったらどうしようって思って、レジに行く勇気が無かった」
ちなみに 豆腐は通常 1丁65円。 安い日は 2丁で75円。
たしかに 牛乳が250円と仮定したら 300円では 足りない。
でも、足りないと分かっていたら、ヨメが止めると思わないかい?
夫 「でも、 『うちのヨメのことだから、きっと大丈夫!』 って思って、レジに行ったら
牛乳1本 158円だった(笑) おつり いっぱいもらっちゃったよ~」
いっぱいかどうか 定かではないが、夫が思っていた以上に 安く済んだので安心した と言うところだろう。
私 「そうか~、どきどきさせて ゴメンね! でも、私の言葉を 一応信じてくれたんだね」
『うちのヨメのことだから』 、 足りるだけの金額を 持たせてくれたハズ、きっと大丈夫。
『300円で 足りるよ』 という ひよ子の言葉を 信じてくれたんだね(笑)
夫 「うん、うちのヨメのことだから、
高い牛乳には 手を出さない!
きっと 安いんだ!
…て思って 」
そこかよ…… _| ̄|●i||i|i
そっか……ありがとう……。(_ _ )
ビミョウなキモチで作った 麻婆豆腐は、豆板醤を利かせすぎたらしく、チョッピリ辛かったです……★