夫さんの実家と ひよ子の実家は、車で30分ほどの距離。
でも地域が変わってしまうので、いわゆる方言もちがってくる。
いちおう愛知県民同士なので、意味が通じないことはそうそう無いけど、
それでも相手の言葉に 「ん?」 と思うことがたまにはあったりする。
ひよ子は祖母も、母も、自分も同じ市内で生まれ育っているので、
昔ながらの方言もたまに口をついて出てしまう。
私 「上着、吊るくしとくね!」(吊るしておくね)
夫 「“く” は、いらない!」
私 「お茶碗、冷やかしといて~」(水に浸けておいて)
夫 「“か”は、いらない!」
普段から、ちょっとした言い間違いや 勘違いをひよ子にツッコまれる夫さん。
こんなときはチャンスとばかりに、鬼の首を取ったように高らかなツッコミを披露してくれる。
自分だって 「どえらい」 とか 「ま~、たまらん」 とか、発音までバッチリ名古屋弁のくせに…
でも たまには言わせてあげなくては、言われてばっかりじゃ悔しいだろうからね。
しかし ツッコミも度をこえるとムカつく時もあるので、
そんな時には遠慮なく言い返してあげる。
夫 「“パナ” じゃないでしょ! “バナナ”!」
私 「うるさいなー!方言なんだから良いじゃん!
自分だって、 “デザート" と “フルーツ”
の区別 つかないくせに!」
夫 「…………。
それは、仕方ないじゃん(・。・ )」
私 「……………。(‐■‐; )」 ええー…っ
……仕方ないんですか。
じゃあ、仕方ないですね……(_ _ ;)