喧嘩の最中、


この手の話がなければ僕たちはパーフェクトでしょう 

と彼は言った。 


何を持ってして パーフェクトなんだろう。 


正直 私には、彼とあわないことも、我慢してることもたくさんある。

彼はお金持ちでグルメで外食が大好きで、 私はそんな彼の欲望を満たすために行きたくもないランチにいつも行っている。

本当は家でゆっくり ご飯が食べたい。

高いお金を出して毎回ランチしたくない。

それでも彼が喜ぶならと、必死でやっている。


本当はパスタが食べたい。

安い大衆居酒屋に行きたい。


でも、彼が好きではないのが分かっているから、言わない。

行っても、彼の不満げな顔を目にして、なんでここに来てしまったんだと後悔するだけだから。

だったらあなたに従ってる方がいい。




べつに


PERFECTなんかじゃないでしょ。




だからべつに


あなたがもし


私達がPERFECTじゃないって気付いたなら


それは、


遅すぎることだと思う。