先週出張で東京に行き、ちゃちゃっと用を済ませ
長野に行きました。長野県は大学時代を過ごした
思い出深い場所です。そこである同窓会が行われる
というので、顔を出してきました。
同窓会の場所は、こーんな所です。
ここは、中央アルプスの東端に位置する将棋の頭の直下
にある山小屋、西駒山荘です。標高2600メートル位かな。
学生時代ここへの歩荷や小屋番をやっていました。
大学の寮の寮生の多くが、この西駒山荘で思い思いの
夏を過ごしてきました。(7月から9月まで開いている。)
今回の同窓会は、20年くらいの開きのある寮生が
20数名集まっての最高の同窓会でした。
秋雨前線による悪天候が予報されていましたが、
天気も快晴で我々を迎えてくれました。
50の体にはかなり堪えましたが、天上界は時間軸を超えて
過去と未来を大いに照らしてくれました。
ちなみに、両足の親指の爪は剥がれてしまいました。
そんなことよりこの景色!!
南アルプス越しに富士山も見ることができました。
そしてなにより、うれしかったのは、こいつが群生していたことです。
高山植物のコマクサです。
中央アルプスは、北アルプスに比べてマイナーで登山者も少なく
のんびりしています。小屋番も集団登山以外はかなり暇で
思い思いののんびりした時間を過ごせました。
そんな時、高山植物を見に出かけたりしたものです。
私の一番のお気に入りの高山植物は、チングルマですけどね。
今回は時期が遅く咲いていませんでした。
また2年後には登ってみたいです。