農場の近くに小さな沢があります。
沢はいくつもありますが、生でその
まま飲める沢の水はどこにでもは
ありません。それは、上流に田んぼ
があったり、人家があるからです。
昔は使わなかった農薬や洗剤を
ほとんどの田んぼや人家で使い
川に流します。今、川の水を飲料水
として使っている人は日本には
ほとんどいないでしょう。
この沢の上流には森林しかなく
そこに降った雨が自然の濾過をへて
流れ下ってきます。
沢の周りは風倒木が折り重なり
苔生しています。何か不思議な空間に
入り込んだような空気があります。
目を凝らせば見えてくる、耳を澄ませば聞こえてくる
そんな落ち着くところです。