何か新しいことを始めるときって、


ついつい焦ったり不安になったりしてしまうものです。




みんなこうしてるなら、私もこうした方がいいのかな。


私、進みが遅いけど、、大丈夫かな。



なんて、いろいろ思ってしまうものです。



やたらと周りをキョロキョロキョロキョロ。


なんとか情報収集しようとしてしまいます。



でも、そんなに焦らなくても、


そんなに頑張らなくても


そんなに意気込まなくても




意外と気づけばできてしまうものです。


馴染んでしまうものです。



肩の力を抜いて


ふ~~~っ


と息を吐ききって、


新しい空気をたくさん吸ってみる。



そうすると、


なんだか何事もうまくいきそうな気持ちになります。





子育てなんて、特にそう。


初めてのことばかりで、てんわやんわ。


焦ってばかり。


不安ばかり。



しかも、赤ちゃんは日々成長していくものですから、


そのスピードになんとかついていこうと必死です。




最初は、ママとして威厳を持ちながら手招きして、


こっちにおいで。ママがいるからね。


なんて言っていたのが、


あれよあれよという間に、追い抜かれて引きずられ状態。




でも、それでいいんじゃないかしら。



同じレールの上に乗ろうと思うから、


焦ったり不安になったり疲れたりするものです。


駅のホームに立って、Rin電車を見送ったり迎え入れたりしていれば


それだけでもママの役目は十分。



時には、汽笛を鳴らすことのできるようになったことを褒め、


時には、ここは止まっていようよ、と赤信号を発し、


時には、こっちのレールに進んでみようよと促し、


時には、のんびりおしゃべりしたり、ピカピカに清掃してあげたり。




一緒に走ろうと思ったら、ついていくのに必死で、


自分自身に余裕がなくなってしまう気がします。




ママは赤ちゃんを産んだ時点でママなのです。


ただRinを見守るだけで、ママなのです。



そしてまた、Rinはどんな娘でもRinなのです。


成長が遅かろうが、生意気だろうが、ワガママだろうが、


ただそこに存在するだけで、愛娘なのです。




躾は大事。


でも、今だけは、のんびり見守れる幸せな時期。


愛情をとにかく注ぎ込む楽しい時期。


自分のペースで必死に成長していくRinを、細い細い目を


さらに細くさせて、穴が開くくらい見続けられる日々感動の時期。




ママとして落第でもいい。


今はただただRinとの触れ合いを楽しみたいと思います。