2017年生まれの女の子、不安が強くて恐怖症がある子育てのミラクルストーリーが楽しみになるブログ

2017年生まれの女の子、不安が強くて恐怖症がある子育てのミラクルストーリーが楽しみになるブログ

2022年7月
適応障害の不登園になり、
2023年10月から
登園ができるようになった
娘との生活や、親子のコミュニケーションについて発信しています。

HSC/ASD傾向があり
一筋縄ではいかない子育てをしているママを応援します!



こんにちは!
発達科学コミュニケーショントレーナー
よしだけいこです。


今回は、
ネガティブ思考が強く
抜け出せずにしんどい思いを
している人に向けて書きます。


私は何でこの場面では、
こんな風にしてしまうんだろう?
と思ったことはありませんか?


また、子育てをしていて、
子どもの手や足が少し当たっただけで
感情が爆発して、
何でこんな小さなことで
怒ってしまうんだろう?と、

エピソードは違ったとしても、
子育てがうまくいかないことを
疑問に思ったことは
ありませんでしたか?


意思とは関係なく
湧き出る思考を「自動思考」
というのですが、

それをひも解いていくのに
役立ったのが、わたしの場合は
「セルフスキーマ療法」でした。


この療法を知る前のわたしは
もう捨ててもいい過去の苦しみ
過去の失敗体験や傷つき体験、
つまり「心の傷」に
一生懸命しがみついていました。



  スキーマ療法とは


認知行動療法を発展させたもので、アメリカの心理学者、ジェフリー・E・ヤング博士が考案しました。

過去の傷つき体験や失敗体験を思い出すのは苦痛が伴うので、向いている人とそうでない人がいます。
トラウマや過去の失敗などと、十分に対峙できる人にはオススメの方法です。



  そもそも「スキーマ」とは? 


スキーマ(schema)とは
図式・概要などの意味を持つ英語です。

心理学の世界では
「認知の土台部分となっている
価値観・ルール」のことをさします。


  スキーマはどうやってできる?


スキーマ療法を考案したヤング博士によると、人は誰でも5つのエリアの「中核的感情欲求」を
 持っているといいます。

①断絶と拒絶
(Disconnection/Rejection)

②自律性と行動の損傷
(Impaired Autonomy and/or Performance)

③他者への追従
(Other-Directedness)

④過剰警戒と抑制
(Overvigilance/Inhibition)

⑤制約の欠如
(Impaired Limits)



  なぜそうなるのか?


早期不適応スキーマ
(Early maladaptive schemas)とは、
主に幼少期や思春期などの
人生の早期に形成され、

その当時は
必要だったのかもしれないが、
今となってはその人を
生きづらくさせている
スキーマのことです。


早期不適応スキーマは、
過去のキズ、悲劇、恐怖、
虐待、ネグレクト、
安全性のニーズの非充足、
一般に正常な人間の愛情の欠如
などなど、
感情的な思い出によって
形成されています。
(出典:wikipedia,スキーマ療法)


これらの「傷つき体験」は
多かれ少なかれ
誰もが経験することですが、

その傷つき体験が大きかったり
繰り返し何度も経験すると、
早期不適応スキーマが形成されます。



私の激しすぎる
感情の元になっているのは、
「早期不適応的スキーマ(EMS)」という
よくないスキーマが
あるからだと知ったのです。


スキーマは
さらに18個に分けられ、
わたしには複数のスキーマが
活性化されていることも
分かりました。

かなり根深いものを
掘り当てた感じがして
「見つけた!!これだ!」と
快感すら覚えました。


  幼少期の体験談


幼い頃の私は、
言葉にして気持ちを伝えることが
できなかったため
泣いて表現をしていましたが、
それは大きくなるにつれ
許されなくなってきました。


泣くのを我慢をしている時に、
「何や!その顔は!!!」と
よく怒鳴られていたので

目にグッと力が入っていたので
側から見ると、睨んでいるように
見えていたのでしょう。


すると、さらに上から
すごい圧力をかけて
文句を言われると言うことが
多くありました。


点の記憶が強すぎることも
クセがかなり強めの
脳タイプであることを
物語っています。

だけど、それが役に立つのが
スキーマ療法だと私は思います。


  自己理解が深まった


早期不適応スキーマを知ることで
自分の認知の土台を
深く理解することができ

過去の失敗体験や
傷つき体験についても
なぜ、そうなったのかを
理解できました。

心から納得することができたので、
根本から癒されていきました。


  それによってどうなるのか


原因がかわ分かっていると
自動思考に引っ張られても
ぐるぐるに長時間巻き込まれず
戻ってくることができます。


無意識下で
引っ張られていたとしても
あ、またアレが
働いているんだなと、

自分自身を
もう1人の自分ができ、
眺めることが
できるようになります。


そうすると、
自分の気持ちを大切にする
お知らせだと
気がつけるようになります。

ネガティブな思考から
立ち戻れる時間が早くなり
心穏やかに過ごせる日が
増えますよ☺️



インスタでは、
ここまでを共有しました。
続きはこちらからです💁‍♀️





  早期不適応スキーマを知って何をしたのか?


子育てで
失敗を繰り返す自分自身に
嫌気がさしていましたが、

発達科学コミュニケーションを学び
コミュニケーションの能力が上がり
対応方法を考えられるように
なってきました。


そして私は、
自分自身の分析もはじめ
様々なことに気づき始めました。


何が嫌で、どう感じたのかを
誰も見ないノートに
記録していきました。

苦肉の策でメモしていたことで
自分の感情が枯れ葉のように重なり
認知のクセが見えてきました。


そうすると
過去の忘れられない出来事は、
「見捨てられ/不安スキーマ」が
元になっていたことが分かりました。


そして、
スキーマ療法という
新たな価値観に触れて
当てはめて眺めてみると

いつも感じていた
何をしても拭えなかった
「見捨てられ感」はこれだったのかと
自分のことがよく理解できました。


  トラウマとの対峙の場面


トラウマとの対峙は、
記憶と感情はセットなので
当時の感情も思い出すため
落ち着けるように、

私は当時の自分を
抱きしめる代わりに
やわらかいクッションと、

当時の自分の
涙を拭いてあげる
ハンカチを用意しました。



そして、
今までよく頑張っていたね。
もう、自分に嘘をつかなくても大丈夫だよ。
と声をかけてあげました。


これができたのは、
脳科学の知識、発達の知識
心理学の知識を持ち
真正面から自分と向き合ったからです。


また、
瞬間湯沸かし器のように
一瞬で沸き立つ怒りには、

・なぜ怒ってしまうのか。
・どんな時に怒ってしまうのか。
・どうして怒ってしまうのか。

というのを日を置いてから、
怒りを感じた自分を観察してみました。


  新たな障害の発見💡


怒りを観察した結果、
自分が境界線パーソナリティ障害の
部類に属していることを知りました。


自分が
境界線パーソナリティ障害だから
どうってことではなくて、

自分に負荷が高すぎる環境では、
そうなることもある。

その逆に自分にとって心地よい環境では
特性は薄くなることもわかっています。


だからこそ私は
発達凸凹を自覚している大人のために
安心安全な場所を作りたい💕


これから作っていきますよ💪😆
お楽しみに💖