朝日将軍 | お山の杉の子

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詩吟・なんの負けるか今にみろ…

木曽義仲は、朝日将軍と呼ばれています。
義仲館で、どうして「朝日将軍と呼ぶのですか?」と尋ねたが、話がはぐれ、明確に教えてもらえなかった。
ネットで調べると、倶利伽羅峠の火牛の計以来2ヶ月で入京を果たし、日の出の勢いだったから、後白河法皇が「朝日将軍」の称号を与えたようです。
征夷大将軍とかの称号を与えるのは嫌だったから、朝日将軍という称号でごまかしたのだと思います。

しかし、そんなことでは、今日に至るまで「朝日将軍」と称せられ、人々に愛されるはずがありません。

これは、偏に、木曽義仲の人情深さ、清純さ、正しさ、民を思う心、その生い立ちが、朝日のごとく爽やかな印象と重なり、人格を称えて、今尚、朝日将軍と呼ばれる所以だと思います。

爽やかに、木曽義仲を吟じてきたいです。