HIV感染は20~30歳代の若者世代を中心に増加傾向にありますが、中でも男性同士の同性愛者(ゲイ)の間では、特にHIVの感染者が増加していると言われています。
性的な接触の中でも、男性同士の肛門性交(アナルセックス)は、HIV感染リスクが最も高い行為だと言われています。
これは、女性の膣に比べて肛門や直腸がとても傷付きやすい事や、男性同士の肛門性交(アナルセックス)は、体内に射精する事が多いため、腸壁からHIVウイルスを含む精液を吸収しやすい事などが挙げられます。
また、肛門や直腸からは、女性の膣のような分泌液は分泌されませんので、摩擦によって双方が傷付きやすくなるため、感染する可能性が高くなるためです。