エイズを発症前に発疹や湿疹の症状が出ることがあります。
HIVに感染して初期症状が出る場合があります。
HIVに感染すると、感染者の50%に2週間から8週間で最初の症状が出現します。
ほとんどの症状は、1~2週間で自然消失します。
1)インフルエンザに似た急性感染症状があります。
最も多い症状は発熱であり、39度を超えることも珍しくありません。
咳、咽頭炎、筋肉痛や関節痛、寝汗、下痢、頭痛、嘔吐、肝脾腫、
倦怠感、口腔カンジダ症、神経症状などが出現する場合もあります。
2)全身のリンパ節の膨張があります。
リンパ節の腫脹は左右対称に発現します。
3)全身に斑状発疹があります。
発疹は紅斑性丘疹が多く出現します。
発疹の特徴としては、高熱と共に出現します。
全身に出て、身体の一部だけに出ることはありません。
痛みや痒みもありません。5~10mmの大きさのバラ色の発疹です。
発疹は盛り上がることなく、皮膚と同じ平坦な状態です。
数日から1週間程度で消失します。出たり消えたりはしません。
HIV感染による発疹は、風疹の発疹とよく似ています。
HIVの感染から3カ月後であれば、HIV抗体検査ができます。
近年、HIV治療薬と同じく、検査薬も進歩しており、感染から3カ月を待たなくても、
HIV検査ができるようになってきています。
エイズ発症前の症状は、何度も出現し、慢性化、しだいに重症化していきます。
HIV(エイズウイルス)に感染すると、長い年月(数か月から10年以上)をかけてジワジワと
免疫力が低下していきます。いつエイズを発症するかは個人差があります。
免疫力が低下することで、様々なエイズの発疹、湿疹、疱疹の症状が出てきます。
帯状疱疹は要注意です。
免疫力が低下しやすい高齢者に多く見られます。
頭、顔、首、腕、お腹、背中、下肢などの知覚神経があるところに疱疹ができます。
エイズ発症前の数カ月から数年前に、帯状疱疹になっている場合も多いです。
何度となく繰り返す場合もあります。
若者で帯状疱疹があれば要注意です。
脂漏性湿疹は要注意です。
脂漏性皮膚炎は、カビの一種(真菌)が原因です。
ホルモンバランスの乱れ、ビタミンB不足、洗顔や洗髪による洗いすぎ、または洗い残しなど です。
ストレスや何らかの疾患で免疫力が低下することで、脂漏性皮膚炎を発症します。
HIV感染症の場合は顔面に出現することが多く、症状はだんだん酷くなります。
なかなか治りにくい場合は要注意です。
治りにくい痒疹は要注意です。
多くは好酸球性毛嚢炎です。かゆみの強い浮腫状の尋麻疹様丘疹および膿疱があります。
エイズの発疹はよくなったり悪くなったりを繰り返します。
エイズは発疹以外にも、さまざまな体調変化があります。
眼が見えにくい、めまい、吐き気、嘔吐、便の色が黒い、便秘が続く、
乳房の腫れがある、発熱、咳や痰が続く、息切れ、倦怠感、激しい頭痛、
性器の出血、しびれがある、体に力が入らない、痛みを伴う口内炎、
舌や口の中が白い、食べ物が飲み込みにくい、陰部のかゆみ、
リンパ節(首、わきの下、足のつけ根)の腫れ、体がだるい、などです。
長引いたり、治りにくい場合はHIV感染を疑って検査をお勧めします。
Android携帯からの投稿
