昨夜（4日）「報道1930」の話題は都知事選。片山元総務大臣は、「公務優先」で12日間に13回視察した小池候補を公務に名を借りた選挙運動のようでフェアではないと批判。堤伸輔解説員も知事としてのたしなみがないと。小池百合子氏は公開討論会に出たくない理由でもあるのか?
小池候補の第一声は八丈島だった。最近、なぜか都心部で街宣している。これを川上作戦などと言っているが、要は最初に都心でやると批判の声が挙がるので、川下で様子を見て時間を潰しもう大丈夫と判断してから都心（川上）に戻ってきたのだろう。本物タヌキには悪いが、タヌキ顔負けの狡さだ。
昨日の新宿駅前の街宣では聴衆による「ヤメロ・コール」のブーイングで演説を中断せざるをえなかった小池氏。公開討論会を公務を理由に断ってきた黒い花の百合子候補、対して一貫して公開討論会の開催を主張してきた白い花の蓮舫候補。どちらが都民のための都政をやってくれるかは明白である。1200万都民には賢明な選択を期待したい。