【授業レポート】日本文化を体験してみよう!~はじめての茶道~
こんにちは。
今回は、3/29(金)に行われた「ひつじの本箱」の春休みイベント、『はじめての茶道』の様子をレポートします!
代表的な日本文化のひとつ、『茶道』
外国人も興味を持つことが多く、「詫び寂びってなに?」とか「細かい作法にはどういう意味があるの?」とか、いろいろ聞かれることもしばしば。
こんなとき、日本人としてビシッと説明したいですよね。
最近、「グローバル人材」が求められているという話をよく聞きますが、語学や海外の知識もさることながら、日本人として日本のアイデンティティをしっかり身につけている人、その上で海外の人たちとの差異を認めながら対等に振る舞える人、そういう人が真の「グローバル人材」ではないかと思います。
今回、『茶道』の企画をしたのは、そんな想いから、子供たちが日本文化に興味を持つキッカケになってくれればいいなと思ったからです。
講師にお招きしたのは裏千家今日庵の志田貴好さん。茶道歴24年。
授業は、『茶道』らしく張りつめた空気、厳粛な雰囲気の中、子供たちも緊張の面持ちで・・・
・・・ではなく、今回は超入門編ということで、まずは堅苦しい作法などは一旦置いといて、『茶道』のエッセンスに触れることを主眼におきました
ということで、志田先生が点てた抹茶をみんなで味わうことからスタート
子供たちは、抹茶味のお菓子(アイスなど)は食べたことはあるけど、本物の抹茶を味わうのは初めて。てっきり渋い顔をするかと思いきや、意外にも「美味しい~」との感想。
頭で考えるより、作法に縛られるより、こうして自分の舌で感じることでスムーズに『茶道』に入れたようです。
その後、志田先生から『茶道』ではおもてなしの心が大事だというお話、それを表すための作法や礼の仕方など、『茶道』のエッセンスを子供たちにも分かりやすい言葉で説明してくださいました。
そして、『茶道』のエッセンスを学んだ子供たちは、今度は自分でお茶を点てることに挑戦しました!
先生のように上手く点てることはできないけど、「(茶せんで)シャカシャカするのが楽しい~」と、必死でシャカシャカしていました。
ここでも、頭で考えるより、作法に縛られるより、自分の触角で感じることで『茶道』を身近に感じられたようです。
今回は、まず『茶道』に興味を持つところから始められるように、五感で感じることにフォーカスしました。
人生初の抹茶の味は、意外にも美味しいとの反応。
本物の抹茶の味、豊かさ、たっぷり感じてくれたかな~。
参加者のみなさま、志田先生、ありがとうございました!