クローバー  春らしい陽射しが家の中に差し込んできています。


我が家の門に植えてある レンギョウという黄色い花が咲く木があるのですが、真っ黄色で可愛い花が咲き、近所の方から喜ばれている木です黄色い花

まだ寒いので開花してはいないのですが、雪解けとともに枝が折れてしまっていた枝があったため、捨てるにはかわいそうで花瓶に挿して、母の写真の所に置いときましたら2週間ほどで一足先に開花しました(^^)


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3年前の5月、遊びに来た母が  このレンギョウの木を見て喜び、枝を持って帰りました。

自宅に遊びに来てくれたのが25年ぶり位だったので、本当に嬉しくて忘れることができないシーンでもあります。



この年の8月お盆に倒れ、1週間もしないで  向こうの世界へ逝ってしまった母の人生を考えるこの頃…


7人の子供を育てながら母として、一人の女性として、私には計り知れない、辛い気持ち、苦しかった気持ち、葛藤があったのかな…と思う時がある

私が18歳の時、母は「冗談言って、馬鹿言って、今が一番良い。お前達がいれば、子供達がいれば母さんは1番幸せだ 」と話してくれたことがあった。

その当時、まだ家には13歳 ・12歳の妹   2人と11歳の弟がいました。


私が4、5歳の頃、浴衣を着せてくれていた母が、私を抱きしめて泣いていた時があり、あの頃は子供心に何があったのか分かる訳もなく、今も分からない。



今の今まで忘れたことがない映像の一つですが、18歳の時に聞いた母の言葉を振り返ると、年月をかけ やっと母の中で整理出来た思いがあったから出た言葉だったのかなと思う。

母が亡くなって49日前のこと…

姉のご主人のお姉さんが母の遺影を見て、母が伝えたいことがあるようだとの事で、泣き母と交信することになり…

スピリチュアルな母は、姉が生まれたある時期に、お守りとして作った、5cmくらいの小さな木の人形(二ボボ)  2体の事が気がかりだったらしく、二ボボを燃やした灰を自分の骨箱に入れてくれ、一緒に連れて行くからとのこと。

まだ、頭の後ろが少し痛い感じがするけど、後はどこも痛くもなく、みんなが祀ってくれているから明るいところにいるし、嬉しくて飛び跳ねたい気持ちだと、母さん言ってたよと、姉と妹は聞かせてくれた。



貧乏ながらも、限られた材料で いつも手作り料理を作ってくれ、何よりも手作りを喜び、そのお陰で私達姉妹は、母譲りの手作り料理を基盤とした、生活を送れるようになれているのだと思う。


母が生きていたら、あの料理、この料理の作り方を教えてもらいたかったなと思うことが多々ある。

あの時に聞いとけばよかった。
あの時にこうしておけば良かった。

母と子の永遠のテーマなのかなと思ってみたりします。


そして、今  1つだけ亡き母に聞きたいことがある。


これも私がこの世に存在しているうちに聞けるのか、聞けないのか…

もしかして、妹のちぇんぴー(あだ名です)
が知ることになるのか未知ですが…   ^^;


あんなこと・こんなこと…の母でしたが
それでも偉大な母ですクローバー


母と言う樹に生まれたから、今の自分がいるんですよね。


                亡き母を想う…


この年になっても  母さんのこと
好きですね 。