朝に聴きたい音楽

朝の時間は、その日、一日を決めます。

朝が気持ちよくないとなんだか一日だるーい。

でも天気がよくて、朝陽をいっぱいに浴びた朝を迎えると一日
気分がいいものです。

朝は、心にとても大切な時間です。

少し余裕を持って起き、お気に入りの音楽を聴く習慣 を付けま
しょう。

ハードロックが大好きという人も、朝は少し明るく軽い曲調の
ものが良いでしょう。

「何を聴いてよいのか分からない」

そうですよね。それは、とっつきにくい人もいるかもしれませんが
ひとまずクラシックを聴いてみるのが良いと思います。

最近は「朝」をテーマにして選曲してあるCDも発売されています。

その中からまず選んでみるのも良いでしょう。

「モーツァルト効果 」とよく話題に上がります。モーツァルトの
偉業からすれば、やはりただの音楽ではなく特別な力あると思わ
ざるを得ません。

なぜ、モーツァルトがいいのかという話はまた別の機会に詳しく
するつもりです。

まずは、いい朝迎えてみましょう。

そうそう、朝の食事は必ず取りましょう。

血糖値が下がったままではよい仕事はできませんから。

次回からは、より具体的な状況を設定して、最適な癒し音楽 を提案
していくつもりです。。

お楽しみに。

もっとくわしく音楽心理学 を学びたい人はこのページへ 。

同質の原理とは 気分にあったBGMを

●「同質の原理 」やたらと励まさないで！

何か、うれしいことがあった時と悲しいことがあった時では聴きたい音楽って
違いませんか。

気分が高揚している時はどんな曲を聴きますか。
悲しみに暮れている時はどんな曲を聴きますか。

そうですねえ、私なら気分が良い時は「GREEN DAY」、悲しいときはショパンの
「葬送行進曲」。
極端すぎるって？そうですか、でも分かり易くするとこんな感じかもしれません。

これは、「同質性」と言われる現象でそのときの気分と同じものを求めるということです。
実験では分かり易く、テンポを一つの指針としています。

気分が高揚している時は心地よいと感じるテンポが通常より速いのです。
逆に、気持ちが沈んでいる時は通常よりテンポが遅い曲を心地よいと感じるのです。

もちろん、人によって興奮の度合いや悲しみの状況は違うでしょうから簡単に
ひとまとめにすることはできません。
ただ、気分の違いで心地よいと感じるテンポが異なるということはありえるのです。

音楽療法の分野ではこういった結果をふまえて様々なアプローチがされています。
身近な人で、悲しみに暮れている人がいたらやたらとカラオケに連れて行って盛り
上げるのではなく、少しスローな曲を一緒に聴いてあげるのも一案かもしれませんね。

もっと詳しくはBGMの心理学 をご覧下さい。

音楽心理学 を応用したすばらしいアプローチです。

BGMのによる感情の変化やその効果 を知ることができます。