今回は社会人になってからの失声症の経緯を綴っていこうと思います。


もうね、思い出したくもないぐらい。
職場が合ってなかった笑


変わったねと言われるようになった今だから
あの頃は…とか言って苦笑いできるけど、

当時は、毎日余裕がなくて目が回りそうでした…
正直思い出したら泣きたくなる


「研修している科の仕事がないときは、救急外来を手伝う」という謎ルールがあり、
救急外来に行ったら同期が全員いて
押し合いへし合いしてて、

患者さんに体温計挟んだり、血圧計巻いたりするのも取り合い←しょうもない。
救急隊員から情報をとるのも取り合い。
患者さんをみるのももちろん取り合い。
電子カルテに検査とかを入力するのも取り合い。
「人をおしのけてまで」的な性格じゃない私は、
何も手を出せずに終わってしまうことも多くて…

こんなに群がったら、患者さんは怖いんじゃないかな?
と私は思ったけど、
皆容赦ないし滝汗

皆、何が何か分からなくて
てんやわんやしてただけなんでしょーけど、
なんか自分が周りと比べて出来が悪いような気がしてきて、参ってしまいました。


積極的じゃない、やる気がないと言われ(そんなつもりは全くなかったのに)
人が多過ぎて患者さんが居心地悪いんじゃないだろうかと思いやることまでが
間違ってるような気がしてきて、
毎日自分を責めて追い詰められていきました。


他の仕事に就こうと、
毎日理系の学部の編入試験について検索していました。
でも、学費もかかるし生活もあるし、
ある程度お金を貯めるまでは仕事を続けるしかないと、
仕事を続けることにしました。


そんな毎日が1ヶ月続いた頃、
ある朝仕事に行って、同僚におはようと言おうとしたら
全く声にならなくて
あぁ、またか。と思いました


つづく