人から感謝される会

皆様、感謝してます。

人との会話が続かない気まずい雰囲気、
誰でも一度は味わったことがあると思います。

こうやってblogを更新するにしても、
話のネタのひらめき力がなければ、
何も書くことがありません。

そこで日常的に仕事で起こる出来事をネタに、
不動産業界に全く関係はないけど興味だけある人、
未経験者や、これから不動産会社に勤める人、
宅建が取れたら不動産会社に勤めようかなと思ってる人、
賃貸経営中の家主さん、
現在不動産会社の人のあるある話の為に、
書きます。

テーマは高齢化社会です。

昔からそうかもしれませんが、下町ではお年寄りの家主さんが割合多いです。
だいたいの家主さんがプロの管理会社さんに管理は任せておられるのですが、中には管理会社さんに任せずに自分で全て管理業務を行っている家主さんがおられます。

私、斎藤の勤める会社に家主さんから電話が入りました。

家主さん「○○○号室の□□さんから、9月分の家賃が入っていません、早く払うように連絡をして頂けますでしょうか?」
※家賃の支払いは前払いの物件が多いです。その場合9月分の家賃は8月末日までに家主さんの管理する家賃口座に入金確認が取れるように振込をする契約です。

斎藤「はい、では確認して折り返しご連絡させて頂きます。」

過去の経験上、家主さんの勘違いで、入居者さんはちゃんと家賃を遅れずに払っている場合があります。

そんなちゃんと払っている『かもしれない』入居者さんに電話を入れました。

斎藤「家主さんが、9月分の家賃が振り込まれていないと弊社に連絡が入りましたが、確認のためにお電話させて頂きました」

入居者さん「あれ、今月分は8月中旬頃に入金しました、私もしかして1ヶ月ずれているんでしょうかね?」

こうなると家賃管理口座を見れない立場である、管理を任されていない不動産仲介会社は、契約当時から全ての入金状況をさかのぼって、家主さんと入居者さんの両方から入金や振込の証拠を確認する必要があります。

ただの仲介業者ですので家主さんにきっぱりと、「弊社は管理会社ではないので、勝手に当人同士で確認してください」と言える立場なのですが、
現実は『家主さんと今後のお付き合いのため』のプラスを考えて手伝わざるを得ません。苦笑

斎藤「家主さん、先ほどの件ですが入居者さんは8月中旬頃に払ったとおっしゃってますが、契約当時の入金からズレているのかいないのか再度通帳を調べ直して頂けますか?」

家主さん「わかりました」

しばらくして家主さんから連絡が入りました。
家主さん「あ~失礼しました、大変お騒がせしましたがちゃんと入ってました。入居者さんが正しいです、謝っておいて下さい。もう私も年ですね~」

斎藤「かしこまりました、家賃が遅れてなくて良かったです。」

斎藤「入居者さん、家主さんの勘違いで入居者さんの言う通りちゃんと入ってたみたいです。申し訳ございません。」

その2時間後、普通に別の部屋の入居者さんのことでまた同じ家主さんから連絡が入りました。

家主さん「☆☆☆号室の△△さんから、9月分が入ってません、いつ入れてくれるか聞いてもらえますか?」

斎藤「かしこまりました、聞いてみます」

とは言ったもののその日はバタバタしてたのでこの2件目の電話確認は、私の予定が落ち着いてから連絡しようと思ってた矢先15分後くらいに、
家主さん「あ~失礼しました、これもよ~く見て数えたらちゃんと入ってました。このようなことを2回も同じミスをして大変申し訳ありません」

私「そうでしたか、良かったです」

私もまだ入居者さんに連絡すらしていなかったので、私と家主さんの無意味な会話だけで済んだのですが、

車の免許を取得するために教習所で習った言葉で、
かもしれない運転
『もしかすると、飛び出してくるかもしれない』
『もしかすると、急に停車するかもしれない』
反対に、
だろう運転
『青信号だから進んで大丈夫だろう』
『ここからは人は飛び出してこないだろう』

「家主さんは高齢者で、もしかすると通帳の中身を全て把握していないかもしれない」

仕事でもプライベートでもめっちゃ役立ってます。

家賃をもらっているのに、もらっていない笑
銀行振込が一番良いです。
振込手数料をケチって、手渡しなんかで家賃を払ってたら、もらってないもらってないと高齢者の家主さんに騒がれて、やってられないですよ。

高齢者の家主さん、このようなことが続くようだと良い管理会社さんを紹介しますよ。


お読み頂きましてありがとうございます。

感謝してます。

皆様に全ての良きことがたくさん起きますように。

会長 斎藤