18歳でした。

入学式の日に

いろんなサークルの勧誘がありました。

とりあえず一通りもらって

アパートに戻って目を通してみました。


そこで目に飛び込んできた

1枚のチラシのキャッチコピー


「国立レジャーランドへ、ようこそ!」


一応、勉強するつもりで入ったんですけど……

環境の影響というのは恐ろしいですね。


数週間におよぶ新歓コンパによる

受験体質からのリハビリを経て

「大学生、モラトリアムなんだから

遊ばなきゃ損、そん、ソン……」と

すっかり洗脳されてしまいました。


堕落の始まりでした。


それから十数年後

「もっと勉強しときゃよかったなぁ~」

と、つくづく後悔したのでした。


青春は

遠きにありて悔いるもの……


30歳代になって

あらためて自腹を切って

大学院に入りなおしたのでした。

一橋大学の広報物を見ると


商学部

経済学部

法学部

社会学部


の順番で掲載されています。


他の大学では

「法学部」や「文学部」が

一番初めに挙がっているのに

ちょっとユニークですよね。


これは

大学に入るとわかるのですが

一橋大学、旧・東京商科大学の歴史に基づいています。


でも、安心してください。

一番お尻の「社会学部」が軽視されているのではなくて

「商業」の研究を考えた結果

最終的に「社会」のことを研究するしかないでしょ……

ということで

次々と学部ができていったのです。


結果、国立大学法人で唯一の社会学部ができ

しかも、日本の社会学研究の最先端になったのですね。


「社太郎」じゃなくてすみません。


一橋商太郎でした。

一橋商太郎です。


学部は、一橋大学社会学部を卒業し

大学院は、一橋大学大学院商学研究科経営学修士コースを

修了しました。


公認会計士の2次試験に合格しても

監査法人に就職できるとは限らない現在

独自に社会科学系人材のキャリアを模索しております。


上場企業の役員昇進率が異様に高いといわれた

一橋大学ですが

これからは楽天の三木谷浩史さんみたいに

起業家を目指すことも重要かな……そんな思いに揺れる今日この頃です。


社会学部~商学研究科なので

社会起業家を目指し、日々コンサルティング現場で悪戦苦闘しています。