笑う門には福来たる
パソコンの予測変換だと「福来る」、との変換が出ましたが、文字で読んだときにやっぱり「福来たる」のほうがしっくりきたので、
あえてこちらで打ち直し。
あ、先に言っておきますが、今日のブログもお店の情報は一切ございません(笑)
ちょっと時間ができたので、久しぶりにアップしようかなあと思い、さっきふと思ったことを。
誰もが知ってることわざ「笑う門には福来たる」、と「石の上にも三年」。
日本人が好きなことわざ、日本人の美学的な。
これまで特に気に留めたことはなかったけど、
よくよく考えると、
私このことわざ、嫌い!(`Δ´)
解釈の仕方によっては、ただただ我慢せい!
って聞こえるし、実際そう解釈してる人が多いんじゃないんだろうか。
確かに笑ってると福は寄ってくる。
でも辛いときでも、嫌いな人の前でも笑っていなさい!って意味にとらえると、ものすごく心の自由が奪われてしまって、
苦しくなってはこないだろうか。
石の上にも三年、ってのも、
ほんとにその三年は自分にとって必要なのか?
そもそもその石、ほんとに自分に合ってる?ちょっと自分にはちっこいと思ったらもう少し先に進んでみたらもしかしたらジャストサイズの石が転がってるかもよ?
嫌いな人にまで笑顔で接する必要ある?好きな人にだけ好かれればいいんじゃない?
喜怒哀楽は全部必要な感情。
全て表に出しちゃうのも問題あるけど、
自分の気持ちをなかったことにする必要はない。
笑いたくない時に無理に笑う必要はない。
私は今は仏のようだと言われることもあるけれど、
それは身の回りが平和だからそう見えてるだけで、実際はそうでもない。
嫌いな人にいい顔はできないし、愛想笑いもできない、社交辞令も言えない、不審者をとっさに追いかけてしまう狩猟タイプ!(゚Д゚#)
若いころはそんな自分があまり好きではなくて(最後の狩猟タイプは別として・・・)、もっと器用にできんかなあ、
それこそ「笑う門には福来たる!」と思って、あまり好きではない人にも笑顔で!って頑張ってみようと思ったこともあったけど、
自分なりに頑張ってはみたけれど、やっぱり無理だわ、自分の気持ちにうそはつけんわ、
欠点も多いけど、そんな自分を認めよう、嫌いな人に好かれる必要ないし、一緒にいてくれる友達いっぱいいるし、それで十分。
と、かなり早い段階であきらめて、考え方を方向転換したんだよね。
石の上にも三年・・・ってのも、よく仕事なんかで例えらえれてそうだけど、
私はその時その時やりたいことをとりあえずやってみて、
あ、なんか違うと思ったら早い段階で辞めてきた。
そして、次へ次へと進んできて、花の仕事に出会った。
石の上に三年我慢しなかったから、今の仕事にたどり着いた。
日本人の美学として信じられている教えに背いてのこの仕上がり(笑)
これがどう見えるかは人それぞれでしょけど、
とりあえず、メンタルは最強に仕上がるよ!
いい人でいなきゃいけないなんて思わなくたって、
好きな人には好かれるし、嫌いな人には近づかなきゃいい。
自分の居場所がここじゃないと思ったら、
次の場所を探せばいい。
時間がかかってもどこかには必ずある。
すぐに見つかる人もいれば、なかなか見つからない人もいるけど、
人生は旅と一緒、
なんか好きな街じゃなかったら、明日はいいことあるかも・・・なんて思わずに明日違う街へ行けばいい。
逃げたくなったら逃げりゃいい。
はたからみたら逃げでも、自分にとってはステップアップ。
いい方に考えればいいのよ。
まずは、自分の気持ちをちゃんと自分に聞いてあげることが大事。
最近はほとんどアップしてないこのブログ、
しかもお店の情報よりも私の人生論、的なことが多かったりもするけど、
SNSとか、ニュースとか見てるといろいろとメンタル面で大変そうだなあ、と思う人が多い世の中になってきてるなあと思うことが多々あって、
それに反比例するかのように、自分のメンタルが年々頑丈になってきているわけで、
気楽に生きるコツみたいなものがきっと自分にあるんだろうな。でも明確にまだ自分でもわからなくて、いろいろと探っている最中なんだよね。
自分でも自分の強さに興味があって(笑)
文章に起こすと自分の考えがまとまるのでたまにこうして書いていたりします。
次に更新するのはいつになるかな。
きまぐれブログ。
~大切なお知らせ~・・・ってタイトルだとドキドキする
こういうタイトルついてると大体嫌な予感がするよね(笑)
あと、
明日大切なお知らせがあります!ってのもやめてって思う。
じらすなよ。
スパーンといってよ。
ま、
そんなことはどうでもいいのですが、
私も今日はお知らせなのですが、
来月3月1日よりゆうパックでの全国発送便の送料を値上げせざるを得なくなってしまいました(涙)
HPには後日修正してお知らせいたしますが、全体的に300円アップ、道内便は800円となります。
今まではゆうパックさんには特約価格で契約していただいていたのですが、
その特約契約するにあたっての年間個数に達しておらず、
今回ゆうパックの価格変更を期に特約が解除となってしまい、一般価格での取り扱いとなってしまったのです。
もう心が折れそうなくらいの値上がり具合で、この通知が届いたときは大分凹みました。
だって平均で5,6百円くらいアップしちゃうんだもん。
一縷の望みをかけて再交渉してみましたが、そもそも今まで割引して頂いていたことですらありがたいことだったので、
あまり強気には出られず。
最近の流れでもう仕方ないかなと受け入れました。
でも上がった分をそのまま送料アップしたらいくらなんでも高すぎる。
ということで、
いろいろ試行錯誤した結果、300円アップでどうにか収まりそうです。
どうしたかというと、
梱包用の段ボールをサイズダウンできるように、
オーダーメイドで作りました。少し多めの注文でコストもカット。
今までより箱はワンサイズ小さくなりますが、お花の大きさは変えません!
これでなんとか今までと同じくらいの利益率となりそうです。
今後全国発送便が増えていったときにはまた新たに特約契約を結んでいただけるとのことですので、
胸を張って再契約に臨めるように頑張りますよ!
今月中には改定後の送料をHPにアップいたします。
どうかどうか今後ともよろしくお願いいたします!!
小ネタをひとつ
最近の小笑いをひとつ。
女性の上品な感じのお客様とのお会計時のやり取り。
私「700円になります」
女性「はい・・・(お財布から1000円抜き出し)、じゃあこれで!」
と、お財布を渡される(笑)
あ、間違えた!と恥ずかしそうに1000円札だけ手元に持っている姿を含めてジワジワきて笑ってしまった一コマ。
笑かしたるで~!っていう笑いうより、
こういうちょっとしたドジが妙にハマる(笑)
本日の気づき
近頃、BGMに合わせて鼻歌的に歌ってみると以前よりも高音がカスカスになってしまうことに老いという名の劣化を感じ、
少し喉を鍛えるべく、ここ何日か作業しながらカラオケばりに熱唱している店主です。
そのかいあってか大分声の伸びがよくなってきた♪
来店時に誰もが知っているようなJ-POPが流れていたら直前まで熱唱していたということです。
さて、先日久々にブログをアップしたら、それから毎日結構なアクセス数があるもので、
これだけ見てくれている方がいるのならもうすこしコマメにアップしようかと思い、書いております。
お店の告知的なものは他のSNSでアップしているので、
こちらのブログには日々思うことを主に。
結構意外に思われることも多いのですが、
私はお笑い番組が大好きで、家に帰るとバラエティ番組ばっかり見てる。
かなりこれで心の栄養をもらっているのだけど、
さっきふとあることに気づきました。
お店の経営を芸人に例えるなら、
私はピン芸人だ(笑)
以前、今はスタッフを入れている経営者友達が、
一人でやっていた時よりも、今の方が気持ちが楽になったと話していた時に、
私は自分のやりたいようにやりながら人を動かすことがうまくできないから、もしスタッフを入れたら作業の負担は減っても気持ちはしんどくなるだろうなと思ったのですが、
最高の相方を得ることができればそれは気持ちも楽になるだろなあ、相談しながらネタ作りしたり、すべってもフォローしてもらえるんだもんなあと何だか妙に納得してしまいました。
しょうもない例えですが(笑)
自分なりの発見。
久々のブログはお店の事とは無関係・・・
ご無沙汰もいいとこ。
何か月ほったらかしだったやら・・・
久々にログインしてアクセス解析してみたら、こんだけほったらかしだったのにもかかわらず見に来てくれてる方がいてくれることに、
驚くやら申し訳ないやら💦
近頃はFacebookやインスタ中心のアップになってしまっていて、一番最初からお世話になっているブログがおざなりになってしまいましたね。
とは言え、
ブログをやめるつもりはなく、
インスタなどとは位置づけが違うんだよね、私的に。
日々の告知やちょっとしたことはインスタに書いて、ブログにはもう少しじっくり書きたいと思うので、
ついつい後回しになっちゃって・・・
と、
言い訳がすでに長い。
ようするにちょっと時間ができたので久々にゆっくり書いてみようかなと思ったのですよ。
今年、
うちのお店は7周年を迎えるのですが、
花屋としてはどうなのかわからないけど、
個人店としてはそこそこ長い部類に入ってきたと思う。
個人店が続かない理由は経営状況だけでなく、いろいろあるように思うけどみんな一様にいろんな悩みを抱えてるよね。
まあ、これは何も個人経営者に限ったことではないけど。
お店を始めてから特に、いろんな方といろんなお話をする機会が増えて思うのは、
私の思考回路、というのか、精神構造というのか、メンタル面がちょっと人と比べて異常に強いんだということなんですよ。
だからこそのこの場所での7年なんだけど、
最初の1,2年なんかは普通の精神構造だったらぶっ壊れてるのかも(笑)
私が自分の強靭さを自覚したのはお店を始めてからで、悩みを抱えてる人が何とも多いなと強く思い出したのもお店を始めてから。厳密にいうとSNSを始めて身近な人以外の考えてることも知れるようになってから。
ただね、
私のプラス思考は決して天性のものではなくて、
高校生くらいまではちょっとしたミスをするたびに「なんで私っていつもこうなんだろう・・・」って思ってて、
それが考え方の「クセ」だったんですよ。
それが、
札幌を離れて知ってる人の誰もいない東京へ行って、
新しい友達ができて、いろんなバイトして、遊んで、旅をして、
自分自身の経験と、人の人生の進み方を見たりしているうちに、
失敗や、無駄なことだとその時に思うことも後々それがプラスな道に進むのに近道になってることがあるって思えるようになってから、
だんだんと考え方が変わっていったんだよね。
ここ何年か、なんで私はこんなにメンタル強いんだろうって自分でも不思議に思ってて、
私なりに分析してみて思ったのは、
いつの間にか思考の「クセ」が変わっていたってことなんだ。
ちょっと落ち込むようなことがあったとしても、
その時はドヨンと凹んだとしても、そこから学ぶことがあって、すぐにではなくてもそれが次に生きてきて、それを自覚していくとだんだんマイナスなことも後になるとプラスな出来事だったと気づく。
そんなことを繰り返していくうちに、
失敗して「どうして私ってこうなんだ・・・」っていう考え方から、
「ここで何かを学べってことか」っていう方へ「考え方のクセ」が変わっていったんだと思う。
私は意識してここにたどり着いたわけではないから、
誰もがこんな風に考えられるようにはなれないんだろうけど、
こう考えられるようになれれば、悩んで思考を停止させずにすむ。
早い段階でリスタートを切れる。
何事も次に繋がるんだということが日々の生活で意識できれば、
この先に何が起ころうと、さして怖くはない。
体さえ健康なら。
こう考えられるのも、周囲に恵まれてるからなんだろう。
でもひとつ、確かに言えるのは、
感謝の気持ちを忘れた人には福は寄ってこないよ。
言霊はほんとにある。
これも経験上実感してること。
因果応報。
これも。
毎日妄想でもなんでも楽しいことを多めに考えてればいいのです。
それがノンストレス生活の最大のコツ。
こんな内容はインスタには書けないけどね(笑)
ブログは自分の考えを整理する場でもあるので。
美幌へ
いつぶりのブログアップでしょう(笑)
ひっさびさにじっくり書こうかなあ。
昨日まで3泊4日で美幌へ行ってまいりました。
2度目の美幌。
去年はいけなかったけど、
毎年やってくる関東の花屋友達に同行しての旅。
私はただただくっついていくだけ(笑)
屈斜路湖をめぐるカヌーに乗りました。
漕ぐのはガイドさんにすべてお任せ。
カヌーからの景色
カヌーのコースの途中で上陸した所で湧き出ている温泉でゆで卵を作ってくれました。
私は旅の道中で写真を撮るのがあまり好きではなくて、
人に伝えたくて意識的に少しは撮るけれど、本当に楽しいとき、楽しみたいときにカメラを取り出し、
レンズを通してその風景を覗くのがもったいない気がしてしまう。
フィルム時代はそれでも結構バシバシ撮っていたけれど、デジカメ時代になってからは特にそう。
現像しないとあまり見返すこともなく、それならその場を自分の目で見続けていたいと思ってしまう。
スマホを取り出す行為が、現実的過ぎて違和感を感じるほど、
そこは穏やかな世界でした。
都会で暮らしていて、
まだ太陽が昇っている時間に、
何の音も聞こえない静寂な世界を感じることがあるだろうか。
2時間コースの後半戦、
湖から波紋が消えて、鏡のようになり、
自分の呼吸音が聞こえてきそうだった。
これはご褒美以外の何物でもない(笑)
この旅では、人生、経営共に先輩の方々とご一緒しており、
この静寂なひととき以外は、
抜群な話術から繰り広げられるその経験豊富で奇想天外な話を聞きながらおなかがよじれるほど笑ったり、
いろんな話を聞いてほう~っと感心したり、
たくさんの刺激を受けてきました。
それをこれからどう生かすか。
今までよりも少しだけ、
進むペースを上げてみようかな。
私の原点
先日担当させて頂いた、結婚式場の会場装花。
お花のイメージはピンク系という以外はほぼほぼお任せしていただけたので、
可愛らしい新婦様のイメージでお作り致しました。
そもそも私はブライダルの仕事がしたくて花屋になったのですが、自分でお店を始めてからはうちは結婚式場とは提携してはいないのでブライダルのお仕事はブーケや小物くらいで、
会場のお花をお任せして頂けるというのは本当にマレなのですよ。
式場には必ず提携している花屋があるはずなので、基本外部の花屋はせいぜいブーケや花束くらいしかオーケーがでないことの方が多く、
今回私が担当させていただけたというのはとても光栄なことです。
会場様にはSNSへの写真アップも快く了解頂けて。(ハッシュタグもオーケーとの懐の深さ)
この先、
様々な条件をクリアして会場装花を飾らせて頂く機会は頻繁にはないとは思うけど、
やはり私は現場の空気感がとても好きだ。
決まった時間までに完璧にこなさなければならない、
プロにしかつとまらない仕事の空気感というのか。
当日は朝一のお式ということもあり割と時間に余裕があり、かなり巻きで装飾完了しましたが、
以前の職場(婚礼専門の花屋)では、
前の式が押してセッティングの時間が短ければ短いほど燃えた。
いかに段取り良く事前準備しておくか、頭の中でスムーズにいくようにシュミレーションし、時間がないからと言ってあせらずこなせてこそプロだと私は思う。
そこでアドレナリンの出る感じがたまらなく好きで。
お二人には、
とても喜んでいただけました。
当日のお二人の笑顔は、
私の疲れを一気に吹き飛ばした。
たくさんの花屋の中からこんな小さな花屋に全てを任せるって、
結構勇気のいることだと思うんだ。
ひとりでやってる店だし、
変な立地だし、たくさん考えて思い切って電話してきてくれたんだと思うんだ。
それがわかるからこそ、
全力投球で臨んで、
最高の笑顔を頂けて、
きっと私の寿命はさらに伸びた(笑)
本当にありがとうございました。
どうかどうかずっとずっとお幸せに