1/35 パンターG 架空カスタム RC化 | ヒトっさんのRC戦車ブログ

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いやはや・・・
前回の投稿から早くも半月以上も経過してしまいましたぁ(汗)
気が付けば季節も進んで秋らしくなってきましたね~
 
さて、今回は以前から製作予定だったパンターG型の架空カスタム化というテーマに取り組んでみました!!
 
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ベースモデルはこちら。
お馴染みのタミヤバトルタンクシリーズからパンターG型です。
以前素組みから金属履帯プラス可動サスペンション化等を行ったモデルです。
 
そして、
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これも以前製作したヤークトパンター後期型のシャーシを流用します。
更に今回は架空カスタムという事なので、
 
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このキングタイガーの砲身、履帯等を流用して纏めたいと思います。
 
さて、まずはシャーシ回りの製作は以前製作したヤークトパンターをそのまま使用する為、というか、アッパーハルを交換できる様に留意しつつ改造を行いました。
ただ、それでは見に来て下さった方々に失礼なのでミリタリーミニュチュア版パンターのシャーシの可動化の流れをお見せします。
 
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まず、サスアームを3手4:4:8で仕分けます。
これはトーションバーとなるピアノ線の線径が変わる為で、
当然空ける穴径も変わるからです。
車体前方より第1第8サスペンションには線径0.7ミリのピアノ線を、
第2第7サスペンションには0.5ミリ
第3第4第5第6サスペンションは0.4ミリ
といった具合です。
 
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穴空けは慎重の上にも慎重に・・・・
 
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ピアノ線を通して固定します。
 
 
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全てのサスアームを配置固定しました。
 
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ギヤボックスから伸びる出力軸が通る穴と固定用ビス穴を写します。
この時、正面装甲のギヤボックスが干渉する部分も彫刻刀で削り込んで加工します。
 
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ギヤボックスが搭載出来ました。
 
と、ここまでが一連の流れとなります。
 
 
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でもって、いきなり登場のヤークトパンター君の登場です。
今回の架空カスタムパンターのシャーシは彼を流用改造してシャーシを兼用する事としました。
 
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アッパーハルを取っ払うとこんな感じに・・・
 
ヤクパンのシャーシの証として
排気管の先端にエルボ曲げのパーツが着いていま~す。
 
すでに、受信機の上面が切り取られています、これは受信機を薄くし上に乗せる電池ボックスがアッパーハルに干渉するのを防ぐ為です。
 
この1ミリ2ミリの差が後々の作業効率に係わって来るんですよね~。
 
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電池ボックスを搭載するとこの様なレイアウトとなります。
 
スピーカーはギヤボックス下の空きスペースに。
 
 
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ジャジャ~ン!
 
ここで3Dプリントパーツの登場です!!
これは砲塔旋回用のギヤと砲身上下に使うカムですね。
他に、ターレットリングにギヤを固定するための専用リングとサーボに取り付けるピニオンギヤもプリントしました。
 
これらの3DパーツはフリーソフトのオープンSCADというソフトを使用して6時間程掛けて設計しました。
何せオール英文説明なので意味と使い方を理解するのに時間が掛かるのが辛いですね。
 
しかも、仕事が忙しすぎて
コイツのプリントするまでに概ね一ヶ月待たされました(涙)
 
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事前に用意していた無限駆動サーボ(改造型)にピニオンを、アッパーハル側の砲塔にターレットギヤを取り付けて位置合わせして固定します。
 
砲塔中央のサーボは砲身上下用カムを駆動させる為の物です。
この辺りの配置を間違えると砲塔が旋回出来なくなるので結構シビアでした(汗)
 
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おっと忘れていました!
 
履帯はキングタイガーの物を4コマつめるとパンターにジャストフィットします。
尚、起動輪は同じくキングタイガーの物を装着します。
起動輪が一回り大きくなった事で結構見栄えする効果があります。
 
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アッパーハルを被せるとこの様に。
砲身上下カムが中心より右にズレているのはサーボの中心をターレットリングの中心に配置する事で砲塔旋回時に内部干渉を最小限に抑える事と
砲塔左後部に配置されたキューポラ直下に赤外線受光センサーを搭載する2つの狙いを叶える為です。
 
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キングタイガーの履帯をより引き立たせるためフロントフェンダーは切り取ってしまいました。
 
あと、今回は防盾の照準孔を広げて赤外線LEDをセットしました。
カムフラージュの為に赤外線照準機セットでも取り付けてみるのも一興かもしれませんね。
 
 
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パンパカパ~ン
砲塔を取り付け完了で~す!
 
お約束通りキングタイガーの砲身と防盾の一部も装備させてみました。
 
あとは防盾同士の接合部分を上手く馴染ませる様に加工せねばなりませんが
基本パッケージとしては完成です。
 
車載装備や装飾等はパンターの特徴とキングタイガーの特徴を併せ持ったイメージに仕上げたいと考えています。
 
まあ、架空カスタムというより
むしろ、パンターⅡやE-75といった車輌を製作する中で
試作開発上製作された車輌ながら良好な結果が得られたため1両のみ前戦投入された車輌といった位置付けでイメージしてもらえれば幸いです。
 
仕上げはまた後日に。
近々にこの状態の試験動作の動画をアップしま~す。
 
では。。