タミヤ1/35キングタイガーmm RC化始動! | ヒトっさんのRC戦車ブログ

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明けましておめでとうございます。
 
年明け第1段目の投稿と云う事で
今回は11月より準備をしていたタミヤの1/35キングタイガーミリタリーミニュチュア(mm)を直接RC化しながら組立てるという
プロジェクトを年末年始に掛けて実行しましたので、途中経過をアップしていきたいと思います。
 
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キット本体はこちら。
ドイツ戦車でお馴染みのキングタイガー1/35mmです。
今回は、オリオンモデルさんからアルティメット履帯を取り寄せて準備万端です。
 
 
 
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さらに、写真右のフリウル製の金属スプロケットも使用しました。
 
 
 
 
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最初に組立てを行ったのはメインシャーシ回り。
シャーシにサスペンションアームを取り付けるのですが、
普通に接着したのではRC化してもリアリティ溢れる走行が出来ません。
まるで建設機械(パワーショベルやブルドーザー)の様な動きになってしまいます。
そこで、サスペンションアームは接着せずに、トーションバーをリンクさせた
可動式サスペンションを構築する事にしました。
 
 
 
 
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サスペンションアームには元々ピアノ線を通せる様な穴は開いていませんので
ピンバイスに0.6ミリのドリルを取り付けてチマチマと穴を貫通させます。
シャーシ側サスペンションアーム取り付け基部には穴が開いていますので
楽にピアノ線を通す事がでます。
車体前側より第1第2、第8第9サスペンションは0.55ミリのピアノ線でトーションバーを構築しました。
残りは0.4ミリのピアノ線でトーションバーを構築し、写真の様に接着しました。
写真のシャーシ内側の白い所は瞬間接着剤を流し過ぎた所ですが、
あえて修正はしません。
しっかりと固まれば別に問題はありませんし、逆にピアノ線をL型に曲げた部分が外れてしまう様な甘い接着だと後々トラブルの原因になりかねません。
 
 
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横から見るとこんな感じの仕上がりになります。
 
 
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RCメカ及びモーターライズメカ等は以前のパンサーGと共通パーツを流用しましたので細部の改造はありましたが概ねパンサーGの時と同じレイアウトに部品を設置できました。
ただ、電池ボックスだけは、トーションバーを構築する都合で車体後部、
受信機の上、エンジンフード直下に設定しました。
スペース確保の都合で受信機ケースのタミヤマークのある出っ張りと
サスペンション取り付け基部に干渉するケース下の左右両角を切り取る事で
問題を解消する事ができました。
結構勇気のいる作業でした(汗)
 
 
 
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とりあえず主要パーツの組み付けを終えて記念撮影です。
 
 
 
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プラモデルの組立て状況としては、まだ50%位な物ですが、
この時点でRCとしては80%といった感じです。
MGポートやフェンダー、各種ハッチ等は取り付けていませんが
雰囲気は伝わって来るでしょう?
 
 
 
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オリオンモデルさんのアルティメット履帯と
フリウルの9枚歯のメタルスプロケットを装着した状態です。
履帯の錆た色が良い感じじゃないですか。
この状態で試験走行を行った所、特に不具合はありませんでした。
 
 
 
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サスペンションシステムの可動状態も上々です。
ただ、パンサーGと同じ動力性能で、それより重い車重の為、電池の消耗がかなり激しい事が判りました。
 
 
 
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ハッチ類、フェンダー、MGポート、ボッシュライト、予備履帯懸架フックなど、
塗装前の主要装備を装着しました。
ダメージ感を醸し出す意味でサイドフェンダーを幾つか切り取ってみました。
履帯の垂れた雰囲気や見どころを残す意味で一役買いそうです。
 
 
 
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反対側もフェンダーを一部切り取って装着。
ちなみに、装着しているアルティメット履帯はキングタイガーの後期生産型用の
もので、本来18枚歯のスプロケットを装着すべきなのですが、
現在、ヒトっさんの手元に集まった部品にはメタル製の18枚スプロケットがありません、
そこで、この様な組み合わせにした理由をヒトっさんなりに
こじ付けてみる事にしました。
 
とりあえず、初期生産型としてロールアウトしたこのキングタイガーですが、
運が良いのか悪いのか前線に送られて戦線投入されるものの、配備先の都合で
特に最前線で激しく戦闘使用されずに大戦後期まで目立った損傷を受けずにいました。
というバックボーンの筋書きがあって、さらに、
前線から戻ってオーバーホールを受けた際、
既に後期生産型にモデル変更されていたキングタイガーの履帯は
後期型用の履帯以外在庫の無い状況になっており
本国の工場の判断で、目立ってすり減りの無い9枚歯スプロケットは
そのままに、後期型履帯を装着された。
という設定を考えてみました。
当然ながら、予備履帯ラックの数が足りないのですが、
そこは・・・
後期型と言えどもラックピッチや履帯幅が変わった訳では無いので、車体は
無改造で整備され、履帯のみ更新して、予備履帯についても2枚一組でラックに
懸架する事で本来12枚の予備履帯を携行する所を16枚も携行出来る様にした
という事にしました。
 
 
 
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元々エンジンハッチは開閉選択接着式だった物を蝶番の部分にピンバイス加工を施して0.5ミリの針金を通す事で自由に開閉出来る様にしました。
 
 
 
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履帯を外し、赤外線バトルシステムをマスキングしてから基本塗装。
パンサーGと同様に手書きで迷彩を描くのは寒すぎるので、
デザートイエローベースの単色で仕上げる事に。
各エッヂは色調を暗く塗装する事で立体感を表現しました。
 
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履帯及び予備履帯を装着するとこんな感じです。
目立って変な感じにはなっていないのでOKかと。
 
まだまだ汚し塗装をしますが途中経過という事で。
次回は完成した姿をお見せ出来ると思います。
 
では。。