私は、サラリーマンをしながら、

師匠や仲間たちに助けてもらいながら、起業をしました。

 

職種は中古車販売店。

 

元々、車が好きなのもあり、

引き合わせで、ベテラン販売員を2人協力いただくことができ、

三名プラス師匠の布陣で始める事になりました。

 

とは、言っても、この職種には仕事としては縁の無かった私は、

銀行からお金を借りる時点で、却下の嵐!!

 

どこも貸してくれない。

そりゃーそうなんです。

銀行からしたら、社長が経験無いのなら基本的に会社運営が出来ないってことですから。

いくらベテランの販売員を味方につけても根本的な問題は、『私』を信じて金を貸す事になるわけですから、そもそも、私に信用が無いわけなので、そうそう金は貸してくれません。

 

それでも、税理士さんを味方につけ。

紹介で銀行の店長クラスの方に話しを通してもらい。

それでも、すぐにはうまくいかずに、喋り方や態度、起業することの説明や熱意、意欲、社会貢献、何よりも、信じてもらうこと。

 

僕は最終学歴は専門学生です。

銀行の支店長クラスと言えば、大学はもちろん出ているし、普段から社長相手にやり取りをしている方々、普通でいったら歯が立ちません(笑)

 

でも、何とか、話しを聞いてくれる方がおられました。

本当に神様に思えました。

しっかりと話しをした後に、満額では無いですが、融資の約束をしてくれました。

 

日々、自己啓発やら何やらは読んだりセミナーに通ったりしていたのですが、

この短期間での銀行からの借り入れのやり取りの方がよっぽど成長できたと思う。

 

頭の知識云々ももちろん大切だと思いますが、経験が何よりも大切だと痛感しました。

 

師匠や、仲間の方、銀行の方、税理士の方、多くの人に支えられて、やっと融資への話が通って一歩を踏み出せたのでした。