昨日

仕事帰り


昔からいるひと回り以上上の先輩の相談を聞くため

チェーン店のカフェでお話をした



話の流れで彼女から



むかし

きみのアシスタントについていたスタッフの娘が辞めるとき

送別会のときに

きみさんは泣いていたんだよ、と言って

その様子を写真に撮ってあるんだと

見せてくれた




今よりも数年若く

髭を生やしている

私の知らないきみの姿


酔っているのもあってらしいが

テーブルに伏せている姿だった



その辞めてしまったアシスタントの娘は

髪が長くて

少しギャル寄りな雰囲気。


今はきみの職種の人と結婚をして御婦人だそうだ。




きっと

去年の私なら

胸がキュッとなっただろう


胸の炎がユラユラと揺らめいたことだろう





昨日は

きみが別れを悲しむ女子を見たいと思う、興味はあった


そして

見せて貰ったけれども

悲しくならなかった




なんだか

どこか

俯瞰的に眺めていた感じ





さっき

素敵な小説を読み終えたけれど

読んでる最中、

ほんの少し思い浮かんでしまったけど

前ほど

きみに話したいとか

伝えたいとか

そんな気持ちもなくなってしまっている





わたし

今は

なにがいちばん幸せなのかな





過去の彼に対しては

今ならそう、おもえる