奥さんが

ピアノの森読んでたらなんなの?




ってラインで言われたときに


もういい




って思ったのは

きっと

傷付いて

悲しかったんだな





わたしはね

2年前の夏

学生時代には、感じることの出来なかった

青春

ってカンジを感じたんだよね



きみは学生時代、彼女がいなかった



わたしは学生時代彼氏がいたけど

こうゆう楽しい気持ちはなかったんだ

自分に趣味がなかったから





2年前の夏は

バイク二人乗りで

色んな話をたくさんしたんだ


その時ににね


きみは


奥さんとは

話が合わない


とか


趣味が合わない


って言ってたんだよね


本も読まないしってね




その時のわたしは

そのまま、そうなんだと受け取っていて


だって

長い付き合いとはいえ

デキ婚だったから


価値観とか趣味とか合わなくても

生活だから

そのまま過ごしてたんだと

勝手に

そう信じちゃってたんだ




だから

趣味や、小説や、漫画、音楽、YUKIちゃんのラジオ

同じ曲を聴いたり

感想を話したり

色んなことを共感したりして

そんなのが本当に楽しかったんだ、本当に。




わたしとだけ

こんなに色んな話をして

趣味が合って

なんて

勝手に思い込んでたんだ




今思えば

アホくさいよね



そんなにずっと一緒にいるんだから

きみの趣味だってわかりきってるよね



前にワールドカップだって

ふたりで観戦したりしてたんだから





でもさ

勝手に信じてたことが

裏切られた気になるんだから


そりゃ

傷付くよね



でもさ

それが

君が好きだったから傷付いたというより


裏切られた


って行為に傷付いたんだと思うんだわたし





たとえばね


最近の私たちは


なんの話もしてなかった




それはさ


結局


今思えば


奥さんとの出逢いから、デキ婚するまでは


私とたくさん話してたような時間もたくさんあったわけよね



だけど

今は家族として落ち着いたから


話をしなくなったようなもんで





私さ


もう今は君とのセックスも思い出せないの


きみの匂いも感覚も思い出せないの


約1週間ちょっとしか経ってないのによ?


好きだという記憶も思い出せなくて




ただもう


嫌なことしか思いだせないの






おとといね


わざときみに貰ったネックレスして仕事をしたの



ちゃんと話をしようって言ってくれたらいいなと思って。



でもさ

やっぱり

安定のスルー



でしょうね



だからね

明日はもうネックレスしない



そんなこと考えながら今宵は寝よう




時の流れに身を委ねよう





スイートテンダイヤモンド

欲しいって

お願いしたけど

決めかねてやめた