「 韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏 」
宮脇淳子 (みやわき じゅんこ 1952~)
株式会社扶桑社 2013年8月発行・より
韓国人はケンカをする相手としか仲良くならないといった面があって、
ケンカをしないと 「お前は俺のことを本気で考えてない」 と怒り出したりする人もいます。
だから、韓国人が日本人に対して何が一番腹が立つかといえば、適当にあしらわれることなのです。
つまり、対等と思っていないのだと怒る。
「バカにされた!見下している!無視されたと同じだ!」
と、こうなるわけです。
でも、「お前の言うことは大間違いだ」 と言って、散々ケンカをしてあげたら、本気で自分のために一所懸命エネルギーを使ってくれたという部分を認めるのです。
だから、主張が食い違っても良しとする。
日本人の考えている”親善”と、彼らの感覚は全然違っているわけです。
それを日本人がいつまでも理解しないことが、日韓関係がギクシャクしたままである要因だと思うのです。
だからこそ日本人は 「お前らはいつまでウソをつき続けるんだ」 とか、本気で怒ってあげないといけない。
そう言ったら彼らはまた怒るわけですけど、彼らは怒るのが”常態”なんだから、気にしなくてよろしい。
あちらを怒らせないようにすることは、われわれがどんなに頑張っても無理です。
でも、こちらが怒らないことにも韓国人は起こるわけで、どっちにしろ怒るのだから、私たちはもっと怒らなきゃいけないのです。
「 日本人も怒るんだ。そうか、僕たちと同じ人種か」 と、そこで初めて、あちらも少しは気が済むのだと思います。
また、そのような行動は、ある意味で韓国人の甘えとも受け取れることもできます。
もしかすると、竹島に上陸した李明博大統領は、思いきり日本人に怒ってほしかったのかもしれません。
日本人は大の大人がそんな子供じみたマネをするはずがないと思っています。
ところが、韓国人はどれほど地位が高い人でも、日本人に相対した時には潜在的に劣等感があるのか、親に対して甘えるように反抗的なことを言う。
「わかってくれない、日本人は」 「こんなに僕たちが訴えているのに」
という、片思いの腹立ちのようなものをずっと持ち続けていると聞いたことがあります。
彼らの怒りのボルテージが上がるのは、「何で見てくれないの。私のほうを見てちょうだい」 と、子供の悪さがどんどん増えていくようなものなのです。
(人差し指の思い出・・・・)
何十年も昔の事ですが、韓国のプロ野球のオールスター選手が日本に来て日本のプロ野球と試合をしたんですね。
そうしたらコテンパンに負けてしまった。
すると韓国のマスコミが 「なんという事だ」 と大変に怒ったんです。
翌年でしたか、またやってきて、今度は日本が負けた。
すると、「日本の選手は手を抜いている、遊び半分でやっている」
と 韓国のマスコミは怒ったんですよ。
「勝っても負けても怒るんだなぁ」 と、その時に思ったものです。
朝霞(埼玉)の花火大会 8月4日 中央公園にて撮影