インド人の出稼ぎと日本 | 人差し指のブログ

人差し指のブログ

パソコンが苦手な年金生活者です
本を読んで面白かったところを紹介します

 

 

 

 

「2017年 世界の真実」

長谷川慶太郎 (はせがわ けいたろう 1927~)

ワック株式会社 2016年8月発行・より

 
 
 
 
今、最も多くアフリカに入っているのはインド人だ。
英語を習っているし、レベルが高い彼らが中間管理職を抑えている。
 
 
インド人は日本にもずいぶん来ている。
 
 
日本でインド人が集まっているのは東京の東西線沿線で、「インド村」 と呼ばれる地域がある。
 
 
そこにはインド人の学校があり、子供を通わせる日本人の親もいる。
 
 
なぜインド人の学校に行かせるのか。
数学のレベルが、全然違うからだ。
 
 
九九が三桁までできることは日本でも知られているが、九九だけでなくて、二乗の計算が暗算でできる。
 
 
最初にインド人を連れてきたのは日本長期信用銀行だった。
 
 
システムエンジニアが足りず、インド人を二年の契約で雇ったがたちまち衝突した。
 
 
まず、彼らは出稼ぎだから土曜、日曜もかまわず出勤して働きたい。
 
 
そんなことをされたら、週休二日で働く日本人従業員はどうなるのか。
これを直す必要があった。
 
 
もう一つは、匂いだ。
インド人の食堂は、強烈な匂いで日本人が入れないほどである。
 
 
私も一回だけインド人が食べるカレーを食べ、驚いた経験がある。
 
 
インド航空でニューデリーから、ウズベキスタンの首都タシュケントに飛んだときのことだ。
 
 
ヒマラヤが見られるいいコースというので乗ったのだが、出てくる食事はカレーしかない。
 
 
一口食べたら、二口目は食べられなかった。匂いが強烈なのだ。
 
 
あとは香料が入っていない牛乳をもらった。
 
 
インド村になった東西線の葛西(かさい)周辺では、貸した部屋を返してもらっても、匂いが強烈で、日本人が入れないとも聞く。
 
 
そういうことがあるけれど、アフリカへ行ったらインド人はハイクラスで、アフリカの中間管理職はインド人と見たほうがいい。
 
 
                                 
 
 
外人を雇うのは難しいようです。
2月11日に「外人のメイドを雇ったら」と題して日下公人が
フィリピン人のメイドの話をしていたので紹介しましたコチラです
 
 
 
 
 
 
11月27日 平林寺(埼玉・新座)にて撮影