○○の人とは結婚しない風習 | 人差し指のブログ

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本を読んで面白かったところを紹介します

 

 

 

 

『こうして、2016年、「日本の時代」が本格的に始まった!』

日下公人(くさか きみんど 1930~)

ワック株式会社 2016年2月発行・より

 

 

 

私が子供の頃には 「通婚圏」 というものがあった。

 

 

「海のほうのやつらとは結婚しない」 とか 「岸の向こうの人間とは結婚しない」 ということがあった。

 

 

 

「通婚圏」 は四国だけではなく、日本国内にたくさんあった。

 

 

私の知っている例で言うと、青森に成功した会社があり、

そのお嬢さんが京都大学に行き、大坂の男と結婚したいと言い出した。

 

 

 

父親はビックリ仰天して 「大阪の男との結婚など許さん。すぐに帰ってこい」 とカンカンになって怒った。

 

 

聞けば、青森では京都は認めているらしく、京都の男なら良かったのだが、大坂の男は認めないという(笑)

 

 

 

その父親は 「東北の男なら娘をやってもいい」 というので、

「東北ってどの辺ですか」 と訊いてみたら、

「まあ、福島までは許す」 ということだった。

 

 

「福島より北は東北だから、我々と同じ人間だ」 と言っていた。

 

 

これは戦前の話ではなく、戦後かなり経ってからの話である。

 

 

現代社会では、表向きは 「通婚圏」 などというものは出てこない。

しかし、奥を探るといくらでも出てくる。

 

 

このエピソードの父親にしても、一般論としてはどこの人と結婚してもかまわないと思っている。

そんなに古臭い人間ではない。

 

 

ところが、わが娘のこととなると血相を変えて 「絶対に許さん」 ということになるのだ(笑)。

 

 

私が住んでいた四国には岬がたくさんあるが、岬ごとに通婚圏が違っていた。

 

 

「この海岸まではいいが、あっちは駄目だ」 と言われていた。

 

 

さらに、「あれは平家(へいけ)の落人(おちうど)だから駄目だ」 とかいろいろあった。

 

 

四国や東北に限ったことではない。

九州でも北陸でも東京でもその他の地域でも、どこでも同じである。

 

 

 

<マスクをしたままで人に会うのは失礼だ!   人差し指>

 

 

マスクをしたままで人に会うのは(知り合いは別にして)どうみても失礼なことです。

 

 

こんな事をいうのは最近テレビで初対面の人達が挨拶している時にマスクを取らない人をを見たからです。

 

 

それが失礼な事だとは思えない人がいるんでしょうね、最近。

 

 

そういうことを知っている人達、例えばデパートの案内の人でも、会社の受付の人でもマスクをしている人はいないだろう。

 

 

安部首相が震災の被害者に会ったとき、その人たちのなかにマスクをしている人が何人かいたのをテレビで見て、私は憤慨したものです。

 

 

・・・・・・・天皇陛下の時はどうだったのだろう・・・・・・? 

 

 

そう思って画像検索してみたら。いましたよマスク姿の人が!

 

 

誰かが前もって注意をしなかったのだろうか。

(文字サイズの大小が どうも うまくいきません)

 

10月9日 中央公園(埼玉・朝霞)にて撮影