父親が若い頃、向島あたりに住んでいた事があり、

浅草も良く行っていて、たまに入ったという「飯田屋」どじょう鍋の老舗だ。

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いつだったか連れて行かれ、それから息子である自分もたまに入るようになった。


浅いお鍋にネギ山盛りで、初めは恐る恐るだったがなかなかに美味しい。想像してた様な泥臭くは全然なく、どじょうそのものは淡白で、濃い出汁と浅草の風情を「熱熱」とか言いながら食べる感じだ。

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開き=お腹を開いて骨を取ってあるのと、

丸=ワタだけ取って骨は残してあるのと、と種類があり「ちょっとグロいが通は丸」的な感じで、でもこれは好きずき。


ちょっとカマボコなどをもらいながらビールで始めて、開き、からの丸。

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年の瀬の老舗は大先輩な方々がご機嫌でどじょうをつついている。

隣で若いのはどじょう鍋は頼まずに玉子焼きなどで盛り上がっている。


どじょう鍋のお店は、さすがに浅草にしか今やないのだろうが、世代も超えた楽しげな雰囲気は、やはりこの町の文化なのだなあ。

 

親戚事があり、大分・湯布院へ。

 

この町はずっと味わい深い風情を保ってきたが、ここへ来て近くにインターコンチや星野リゾートなどのビッグネームが次々進出、街中はバブル期の清里の様なチープなお店乱立で、久しぶりに来たら随分感じが変わっていた。

 

そんな中、湯布院温泉の雄、亀の井別荘も代替わりして奮闘中だが、4代目の新しい方針に町もファンも賛否両論。

しかし宿泊は好調で、みんなこの老舗旅館の改革の行方を息を呑んで見守っているようだ。

 

でも今の湯布院の隆盛を作ったひとり、3代目も始めは色々言われたようで、まあ時代は常に変わるものだし、改革の良し悪しは後から付いてくる成果を待つしかないのだろう。

 

できれば、、東京をはじめとしたファイナンスありきのテナント商売みたいにならないで欲しいなあとは思うけど。

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由布岳は今も悠然と、町を見下ろし屹立していた。

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前回の台風前後から風邪っぽくもないのに咳が酷く、なかなか止まらないので受診すると「喘息」と診断された。


「この歳になって?」と思ったが、そういうものだ、と言う。。喘息では権威ある先生だから信じざる得ない。「体質だから」治らないという。


しばらく処方された吸引器を使ってみたが、しかしどうも違和感がありネットで調べまくったらやはりなんか診断に疑問が。


試しに大きな病院に行ってしっかり検査してもらったら・・


「一時的な気管支炎ですね」


咳止めなど処方されたが、今では薬飲まなくても咳もおさまり落ち着いた。

まあガタがくるなら肝臓やら腎臓が先だよね(シャレにならんけど)

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会計は税理士にマル投げして安心してたのだが、会社にした端境期に見落としがあり税務署に出頭。

そんなにオレが悪いのか!と開き直る前に、向こうも気の毒がってくれてまあ収まったけど、つくづく経営って、お金を心配する事ばかりなのか?


税務署でガッカリの後はいつも「こぐま」藤沢名物の牛乳ラーメン。680円。

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マイルドで素朴で癒される。

若干味が変わった気もするが、まあ気付ぬふりをしながら、気をとり直して明日からまた頑張りましょう。

 

蒲田の居酒屋の若い中国人店長さんが以前「好きな東京の飲食」を聞いたらココだと言ってた「海底撈火鍋」。

池袋という立地にややモヤモヤを覚えながらも、とりあえず「火鍋」を研究中のwaseicath'さんと。


池袋は最近中国資本が跋扈し、豊島区はそのうち日本じゃなくなるのでは?などと聞くが、このお店などすでにそうだった。


席に着くとホールさんが来て何か言ってるが分からん。良く聞けば中国語(多分)。

慌ててカタコトの日本語になったが・・


周りのお客もどうやらそのようで、とにかくまあ声はデカい。吹き抜け2層の大箱が賑やかだ。


そして若い。

後から後からジャンジャンお客は来るし、女子のボトムスはみな短いし男子はみな刈り上げ整髪料ビシッ!(多少偏見)


肝心の火鍋の味的にはプロとしてwaseicath'さんは「?」を呈するも、良くも悪くもまさに今の中国の勢いってこうなんだろうなー、と思うお店だった。


「好きなお店」と聞いたから、彼にとってはここは確かにそうだろう。まあ、蒲田の店長は正しかったのだ。

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去年知らない間に閉店していた六本木のライブバー・バウハウス


70〜00年代をメインに、幅広いロックをガンガン聴かせてくれる生バンドの名物バーだ。


最近、実は近所に移転してしっかり盛り上がっていると聞き早速。

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BON JOVIU2レッチリにと、ちょいシニア世代にはたまらんナンバーを次から次へライブで聴かせてくれる。

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この夜も3ステージがあっという間。

幕間にはメンバーがホールまでやる。彼はドラム。

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みんなサービス精神の塊なのか、ステージでも、ホールでも、最高に楽しませてくれる。

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演奏中はライブに夢中で写真は撮れないけど。


あー復活してくれて良かったあ。

Yahoo!からハテナへ、あっさり引っ越し出来たと喜ぶのもつかの間。

さっさと移行したために、Yahoo!最後の記事で引っ越し先を告知出来ず!

 

後の祭り。

 

カモメも呆れてますわ・・

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Yahoo!からの移行が思いのほか簡単で、ハテナに越してきました。

使い勝手が違うのかな?これはこれで楽しみ。

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このブログ初めてほぼ4年。
始めの頃なんてなーんにも考えてなかったけど、もともと出張が多く、それにかこつけてあちこち行った雑感の積み重ねの様なものになった感じ。
しかしとても手軽にブログを書けるので、何も構えずに始めて、続ける事ができました。

このブログに書きこめる期限が今月末。夏休みの宿題に追われた懐かしい焦りを感じながら、どうしようかと未だにウロウロしてます。

ブログ引っ越しがうまくできたら31日までにはご報告しますが、もし間に合わなかったらどうしよう。

どこかでなにがしか続けたいとは思っております。

とりもなおさず、取り散らかったこんなブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

湘南の片隅から、皆様の益々のご活躍をお祈りしております。

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「竜馬が行く」
司馬遼太郎の代表作だ。
この竜馬像にハマる人はハマる。
実際は結構フィクションを織り交ぜた小説なのだが、高校を卒業するくらいに読んで以来、自分も何百回も読み直したかと思うくらいハマった。

ご多聞に漏れず劇中に出てくる場所への巡礼も少しづつ行っているが、京都「明保野亭」や長崎・丸山「花月」とかは未訪。

で、この度は「花月

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創業以来378年!

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さすがの門構え。

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竜馬が酔って刀傷を残したという床柱が残るという。

上野彦馬の写真とか、史跡料亭と銘打つだけの展示も数あり。

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で、食事は懐石だ。
「和・華・蘭」の融合とも言い、結局何風か「わからん」と言うが、今のフュージョン料理みたいなインパクトだったのだろうか。

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「史跡」以前に、料亭として素晴らしいと同行の食のプロ曰く。

創業以降、幕末も原爆もくぐり抜け、世の中の激変に埋もれず、かつての格式を保ったまま、令和になっても尋常じゃない魅力を作り続けている。

ちょっと昔をすぐ「古い」と断罪し、流行り廃りでフワフワ気取るのもいいけど、たまにはこういう所を訪れて、よ~く考えてみたいね。オトナとしては。

そういえば中居さんに「今日はお元さんいる?」なんて、恥ずかしい事言わなくて良かった。