富士山2019 ①甲冑製作〜カブトを作る | ひとぱや日記

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自身の絵日記代わりに、時々どこかへ行ったり何かをした時に書こうかなと思っております。

今年もやってまいりました富士登山の季節であります。


第一回目が「とりあえず普段着で行ってみてダメなら途中で引き返そう」とスタートして結局登頂。「普段着で行けたのなら」とその後「スーツ→タイガーマスク→タイガーマスク→弥次喜多」とコスプレが恒例となってしまいましたが、今回は〝甲冑〟で行こうと前回終わった後すでに決めておりました。


もちろん甲冑を買うわけにもいかず自分で作ることになるのですが、造り方どころか甲冑の知識すら無いのでDVDと本を買いネットでも色々調べながら始めました。


とりあえずカブトは富士山をイメージする事にするので全体の色合いは「白とブルー」で行くことにします。


ざっくりしたデッサンはこんな感じ。(御来光を付ける)


本能寺で〝着られる甲冑〟を見せて頂きお話しを伺うと「プラスチックで作って意外と簡単」と聞き自分もホームセンターに行ってみました。


こんな感じで売っているコーナーにあるのですがプラ板にも色々種類がありましてアクリルサンデー社のフォーレックスが加工しやすそうで、見た感じの質感も良かったので選びました。


シートは白が1mm・2mm・3mmとありましたがカラーバリエーションは3mm板でしたので3mmを購入。


ボール紙で大きさや角度を試行錯誤。


板に型紙を当てがうのですが円形は結構面積を食ってしまいますね。


加工が不安でしたがフォーレックスは普通のカッターで4回ほど引くと切れました。


曲げ加工には温風機を購入。(ドライヤーでは時間がかかると聞いて)


当てているとじわりと柔らかくなり少しずつ曲げていきます。


しかし素人作業。ピタリと円錐になる事は無いのですがまあしょうがないね。


お次は赤の人工皮革を使って〝御来光〟を作ります。


しょぼくなりそうな予感、、汗


御来光は後で考える事にして、プラ板細工から〝おもちゃ感〟を無くすには「面取りをする、曲げる、飾りを付ける、穴をたくさん開ける」など様々試行錯誤して挑みます。(カッターで結構簡単に面取り出来ます)


電動ドリルはすでに持っております。


頑張ってコツコツ穴あけ完了。(鉛筆で印がつけられるので加工しやすいフォーレックス)


紐を通し、前の部分を曲げ、ひさしも付けます。(曲げ加工はアイロンの端を当てたり先ほどの熱風機で曲げたりしました)


ボタンを飾りとして付けます。


赤のインフィニティストーン(?)と金の飾り、


そしてプラ板にアルミ箔(⁉︎)を貼り付けインチキ飾りの土台が出来ました。(写真はイマイチ)


「どんな風に並べようかな〜」とイミテーションのダイヤを並べてみます。(出来上がりは後ほどまとめて。ちなみにテグスで止めると変な向きに輪が動くので結局細い針金にしました)


でもな〜んか違和感あると思ったら裾の部分が短すぎますね。(画像は『甲冑工房 丸武』さんから拝借)


そしてとうとうラッカースプレーが登場してしまいます。


裾につける部分をイメージしたら〝黒〟でしたが近所のホームセンターには黒が売っていなかったので白を買い塗装する事に。


猫よけを塗装台としてラッカースプレーをします。(ちなみに1mm板です)


横はスプレーが付きにくいのですがそんなものはマジックで十分です。


そして、完成〜。(飾りがめちゃ反射してる〜、そして背景に服が吊るされてるけど気にしてない〜。)


ちなみに兜の初期号が出来てから鎧を作り始めたのですが、鎧がほぼ完成してからこの兜が完成したのですが塗装をほどこした事により思わぬ展開になってしまいました。


それらを踏まえて、



続く。