雑誌メディアのお話。

自分が後で読みたかったので。

だけど、

成熟した雑誌というメディアの、こういう動向により
メディアの有り方、みたいなものが、見えてくるように思う。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090330-00000023-trendy-ent

ネットの普及によって、それまでのメディア環境が大きく変化

新聞の持つ速報性、雑誌の持つ情報量、という部分が
ネットに取って代わられていった。

でも、ネットメディアの弱点も多くある。

それは、コンテンツの深さや信頼感。


特に雑誌は、それ自体が「商品」であり、消費者は
お金を支払って、その雑誌に載っている情報を買っているわけで、

お金を払うだけの価値のある、深い情報が、そこにはある。

そういう、情報の質という点は、ネットメディアには足りない部分。

ネットメディアは、情報を流通させるには優れたツール

既存メディアは、その利点を上手く使えばいいのではないかな?

新聞だって、
今まで長い年月をかけて培ってきた、編集力
そして、圧倒的な信頼感、という強い武器がある。

この価値を上手にマネタイズできる仕組みができれば
新しい環境の中でも、生き残っていけるのではないか?

少し前、「雑誌はブランドである」と盛んに言われていた。

Hanako編集長は、
雑誌Hanakoを、ひとつの「ブランド」として扱い、
その力を高めることに成功したのだと思う。

雑誌や新聞が今後生き残るためには、
この「ブランド」という視点が、とても重要なのではないか?と
私は思っている。