アンハッピーターン | 日々憂鬱の中

日々憂鬱の中

下を向いて歩く
ただの通りすがり

魔法の粉って響きは聞き様によっては退廃的。


誰もが克服しているみたいだけれど、未だ拭えてはいない。
当然かな。逃げ出しているのはいつもの事だから。
10ある内の1つとして解決せずに埃を被っている。
そうやって死んでいくか、何となしに生きていくか。
何も残さず、何も見出せず、誰にも見つからずに。


みんなそれぞれの人生がある。
嫌なことに自分自身にもそれは降りかかる。
その中で、いつか必要とされなくなって、もしくは最初からそんなつもりはなかったかの様に忘れ去られていく。
「そんなことないよ」って言っていた奴らがどういう仕打ちをしたか。
もう共有はしたくない。


風呂場で色々考える。
最適な場所。
母胎みたいだよね、温かくて、気持ちよくて。
おまけにその瞬間だけ自分がとても素晴らしい人間になった気分になる。
泡と消えるまでは。


笑顔になる瞬間が増えるようにと言ってくれた人がいた。
ありがとう。
でも、駄目みたい。
自分の人生を生きなきゃいけないし、それはつまり鬱屈したまま一人で消える。


血まで凍るような10月。
過ぎれば退屈なまでに同じ憂鬱な月々。