鬱病と、自傷と、幸せと

鬱病と、自傷と、幸せと

現在、鬱病と診断されています。
自分の心の整理と半生。
自分と同じ悩みを抱えている人達、
家族、友人に鬱病などで悩んでいる人がいる人達の参考になればと思い綴っていきます。

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私のちっぽけな半生の中で、一番大切な人がいます。

それは、夫でも子供でもなく、友人でした。

大人になってから知り合った友人なのですが、私の負の部分を全て共有してくれた人なんです。

私の思考や嗜好。全ていい所も悪い所も95%くらい共鳴と共有をしていました。

育った環境も土地も違うのに、なぜか双子の様に考え方や感じ方が同じだったのです。

そんなだから、お互いにわけ隔たり無く無邪気に仲良くしていたのですが、ある時世の中の辛い現実にぶち当たります。

それは、友人は異性で、私は夫子供が居た

ただ、それだけの事実が大切な友人を失う事になりました。

あらぬウワサがたち、気の弱い私は最初に根をあげました。

そしてしばらくして、彼は自身の首を吊ったのです。

友人は助かりました。

それから、私と負の感情を共有する事は無くなり、社交的になり、知らない人になりました。

私はその事件の後、心療内科での服薬を始めます。
そして、自然と会うことも減りました。

友人は生死の間にどう思ったのでしょうか?

その真相はわからないまま、現在友人とは連絡すらとれていません。

しかし、私にとって友人はかけがえのない存在でした。今でも、当時の感情を共有した気持ちの良い感覚を覚えています。

しあわせになって貰いたい、一番の友人です。